今飲むべきは、ホテルBARの和カクテル。今回は、ザ・キャピトルホテル 東急の「ザ・キャピトル バー(THE CAPTOL BAR)」を紹介する。【特集 ニッポンのSAKE】
日本を表現する空間で、伝統文化を楽しめる一杯
日本初の外資系ホテルを前身に持ち、国外からも多くのゲストを迎えてきたザ・キャピトルホテル 東急は、日本ならではのホスピタリティで国内外の賓客をもてなしてきた歴史を持つ。
「ザ・キャピトル バー」に飾られた象徴的な月の絵に描かれているのは、李白の漢詩である『月下独酌』。旧ホテルの「李白バー」から引き継がれたもので、月の光に照らされながら自分の影とともに酒を傾けるというもの。
書斎をイメージした空間に響く、エントランスからの水の音や時に流れる琴の演奏からは、ひとりの世界に入りこめるような雰囲気をもつ。
「日枝神社が隣接し、ロビーは神社仏閣の建築様式の枓栱(ときょう)がモチーフとなっているなど、空間からも和が感じられる場所です。寛ぎの時間を過ごしていただきたいですね」とシニアバーテンダーの坪田隆亨氏。
ジャパニーズウイスキーのラインナップも豊富な「ザ・キャピトル バー」は、「桜尾ブルワリー&ディスティラリー」とのオリジナルカスクのウイスキーも揃うほか、カクテルにも日本素材を取り入れて、日本らしさを表現。訪れるゲストに特別なひと時を演出している。
この記事はGOETHE 2024年1月号「総力特集: ニッポンのSAKE」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら ▶︎▶︎特集のみ購入(¥499)はこちら