ホテルの中心に位置する約1300平米の中庭は圧巻!
「庭屋一如(ていおくいちにょ)」という言葉がある。
京都に古くから伝わり、庭と建物が一体となって美しく調和している様を意味する。
開業したHOTEL THE MITSUI KYOTOの、この思想を基にした特徴的なフロアレイアウトは、何をするでもなく滞在することがとても居心地いい。
ホテルが位置するのは、かつて250年以上にわたり三井総領家の邸宅が存在していた場所。
三井家の時代より受け継がれてきた梶井宮門(1703年造営)をくぐり抜け、エントランスに入れば、四季とともに景色が移ろう日本庭園を中心にして、その周縁に161の客室とパブリックスペースを配した空間が待ちうける。
ホテル内では景石・灯籠などの多くの時空を超えた遺構を回遊できる。
必ず行きたいのがサーマルスプリングSPA。敷地内から湧き上がる天然温泉水とともに、京都の地下を想起させる静寂な空間は、訪れる者をすべての重力から解き放ってくれるようだ。
無性に日常から遠ざかりたい時はないだろうか。心が乾いたそんな週末は、親しい女性でも誘って、古都のラグジュアリーホテルへ。
美しくまろやかな時間に包まれて眠れば、目覚めた頃には、潤いを取り戻している自分に気づくだろう。
HOTEL THE MITSUI KYOTO
住京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284
TEL:075-468・3100
オーナー:三井不動産
客室数:161(うちスイートルーム22)
※2021年3月31日(予定)まで、「開業記念宿泊プラン」を実施中。