チーズケーキ好きはもちろん、チーズは好きだけどチーズケーキは食べない派にこそ味わってもらいたい、今話題のスイーツ3つをご紹介。冬の寒い日は、進化し続けるチーズケーキ＆デザートを、あたたかい部屋で親しい人たちとシェアして楽しもう！
「チーズワンダー」
驚くほどふわふわとろりのチーズケーキ
オンラインショップで毎週金曜・土曜日の20時に限定数を販売し、作りたてを冷凍配送するという、鮮度にこだわったチーズケーキ「チーズワンダー」。
「チーズワンダー」は一般的には焼いて仕上げるスフレ生地をあえて焼かず、生チーズスフレに。濃厚でしっとり感のあるベースに、ふわふわ食感の生チーズムースを上に乗せた二層に仕上げてある。その作り立ての味わいをそのまま届けるために冷凍で配送し、解凍した瞬間がまさに食べごろというわけだ。
しっとり、ふわふわの両方が味わえる、生チーズスフレと生チーズムースの二層構造。「チーズワンダー」6個入り￥2,980。送料別。
解凍時間（全解凍、半解凍、冷凍のまま）によって味わいが異なる。作り立て本来の美味しさを堪能するなら、まずは「全解凍」で味わいたい。冷凍庫から出し、常温で1～2時間ほど置くだけ。ふんわりとろりとしたムースと濃厚なスフレのベストなマッチングが味わえる。
なお、「半解凍」なら冷凍庫から出し、常温で30分～1時間。なめらかさとアイスのような食感を同時に味わえる。冷凍庫から出して常温で3分、冷凍のままアイスのようにかぶりつくのも、またいける。
土台はザクザクっとした食感が特徴のプレスドアーモンドクッキー。アーモンドプードルを贅沢に配合した生地を熱い鉄板で挟み焼き（＝プレスド）にすることで、バターが香るリッチな風味に。クッキー全体に薄い油の膜がコーティングされることで、生チーズスフレの水分が染み込みにくく、さらに半分にしやすいように、割れ目が入っているのも食べやすさへの配慮だ。
主な材料は、自社放牧農場で育てた牛の牛乳と平飼い方式を採用した自社養鶏場で元気に育った鶏の卵。 放牧酪農は、牛にとって健康的な育て方であるだけでなく、酪農で発生する温室効果ガスをオフセットできる可能性もある。
個包装だから、食べたくなったら冷凍庫から取り出して、自分好みの解凍方法で味わえばいい。チーズ好きにこそ食べて欲しい作り立てチーズケーキ、パーティーの前に取り寄せておこう!
問い合わせ
チーズワンダー https://www.utopiaagriculture.com/products/cheesewonder/
ジャムを添えペアリングの妙を探る楽しみ
「チーズケーキ1本 大和橘ジャム」￥5,832。送料別。
2022年10月、奈良市の繁華街・ならまちの一角にオープンした「奈良御菓子製造所 ocasi」。西洋から渡来し、日本で独自に多様な進化を遂げたチーズケーキと、菓子の起源ともいわれる水菓子（果物）を使ったジャムのペアリングを楽しむ新たなスタイルを提案している。
店頭のほかオンラインショップでの購入が可能だ。冷凍で届くので、チーズケーキは冷蔵庫に移して、時間をかけて解凍するのがおいしく食べるコツ。
クリームチーズとサワークリーム、生クリーム、きび砂糖を丁寧に合わせ、焼き上げてある。1カットの目安は、幅1.5～2cmほど。1カットにつき、ペアリングジャムを小さじ１(約5グラム)ほどそえて味わうのがおすすめだ。
ジャムを添えた盛り付けイメージ。
同梱のペアリングジャムは、奈良時代から親しまれ最古の柑橘とも言われる「大和橘」。甘さは控えめで、山椒のような香りをふわりと感じ、食べた後にみかんも思わせる新感覚のジャムの味わい。ほかにも、好みのジャムを添えて自分好みのペアリングを楽しんでも。
チーズケーキは解凍時間によって異なる食感が楽しめる。冷蔵庫で4～6時間解凍すると、半解凍の状態に。この時点で味わえば、サワークリームの酸味や爽やかさが強調され、フレッシュなチーズケーキといった感。濃厚ながらも口溶けがよく、甘さが後に残らない。
冷蔵庫で8時間、しっかりと解凍すれば、卵白をふんだんに使った軽やかでやわらかな口当たり、クリーミーで奥深い味わいと爽やかさのバランスが取れた、本来の味わいに。
年末年始のパーティーなら、半解凍の状態で、まずはアペリティフとして食前酒と一緒に楽しみ、もう半分は冷蔵庫でキープ。会の終盤に、デザートとして解凍したものを食後酒やコーヒーと一緒に味わうというプレゼンテーションで締めてみては。
大和橘の葉をモチーフにしたパッケージ。よーく見ると、ocasiのロゴになっているのがわかる!?
問い合わせ
奈良御菓子製造所 ocasi TEL：0742-22-7272
Instagram：@nara_ocasi
フレッシュチーズと合わせる「あん」で、極上スイーツに！
「あんコンフィチュール（ラムレーズン）」￥1,404。※次回販売開始は2022年12月16日〜
静岡県・御殿場市にある「Maison KEI（メゾンケイ）」は、パリの3つ星レストラン「Restaurant KEI（レストラン ケイ）」のオーナーシェフ、小林圭氏と、500年続く和菓子の老舗「とらや」が営むフレンチレストラン。昨今は予約困難な店としても知られる存在だ。
その小林シェフが、とらやのあんの美味しさだけでなく、小豆と砂糖の比率や火加減を変えるだけで何種類ものあんを作る職人の技や、菓子によってあんを使い分ける姿勢などに感銘を受け、試作を重ねて生み出されたのが「あんコンフィチュール」である。
「あんコンフィチュール（ラムレーズン）」をそのまま味わってみる。滑らかで瑞々しいあんの食感、あんとラムレーズンの相まった香りで鼻腔が満たされる。ラムレーズンの粒は細かく舌に残らず、甘すぎることもない。
この「あんコンフィチュール（ラムレーズン）」、とにかく、フロマージュブランやクリームチーズなど乳製品との相性がいい。シンプルに「あんコンフィチュール（ラムレーズン）」とフロマージュブランをパンに塗って食べてみると、チーズのほのかな酸味と塩気、クリーミーさがあんとラムレーズンを引き立て、瞬時に大人のスイーツとなる。
また、ザクっとした食感のサブレやクッキーに、「あんコンフィチュール（ラムレーズン）」とクリームチーズの両方をさっと塗るだけで、食後の語らいに寄り添うミニャルディーズ（小菓子）に。コーヒーやハードリカーとの相性もよく、話が弾みそうだ。
あんとラムレーズンの割合を数パーセントごとに変え、火入れの時間も工夫。半年以上も試行錯誤して生み出された。
購入はオンラインストアにて。丁寧に時間をかけて作られているため数に限りがあり、販売開始するとすぐに売り切れてしまう秘かな人気商品でもある。
なお、アイスクリームと好相性の「あんコンフィチュール（キャラメル）」もあるから、2本セットで、甘党への冬のギフトにしても。
「あんコンフィチュール」2本セット。￥3,240。送料別。※次回販売は2023年1月頃を予定。サイトをこまめにチェック！
問い合わせ
Maison KEI https://www.maisonkei.jp/#store
