「RED U-35」は35歳以下の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティション。"RED" は、RYORININ's EMERGING DREAMの略だ。今回3年ぶりとなる「RED U-35 2022」の開催が決定! 2022年6月1日〜6月22日まで応募者のエントリーを受付し、11月に今年のグランプリが確定する。
若き料理人のスターシェフへの登竜門「RED U-35」
小山薫堂氏が総合プロデューサーを務める「RED U-35」。2013年より毎年開催され、そのテーマは未来を担う料理人の発掘とその育成であり、これまで審査員によってその可能性を持つ人材が選出されてきた。
今回で9回目となる「RED U-35 2022」の応募テーマは「旅」。コロナ禍でさまざまな「移動」が制限されるなか、「旅」の楽しみ方や価値に大きな変化があった。一方で、地方のレストランが注目され、食と観光がつながることで地域活性が進むなど、これからの「旅」のあり方に期待が持たれている。「RED U-35」では、料理人として思う「旅」とは何かを問うという。
総合プロデューサーである小山氏以外の審査員団はメンバーが一新。大会初となる女性審査員長の狐野扶実子氏のもと、谷口英司氏(Cuisine régionale L’évo)、川手寛康氏(Florilège)、野村友里氏(eatrip)、2014年度大会 グランプリを受賞した吉武広樹氏(Restaurant Sola) ほか、年齢、働く場所、スタイルもさまざまなメンバーが集った。また今年から、アドバイザーとして、大阪観光局理事⻑ 溝畑 宏氏、FOOD LOSS BANK 代表取締役社⻑ 山田早輝子氏をむかえ、さまざまな企業・自治体とも連携しながら進めていくという。
世界的なパラダイムシフトを機に、「料理人のあり方」が見直されている昨今。厨房のなかで働く料理人、厨房以外の場所で働く料理人、場所や時間にとらわれずに働く料理人。何を提供するか、何を創造するか、何を伝えるか、何を動かすか。
「RED U-35 2022」は、ステレオタイプな職人型の料理人ではなく、自分の仕事はどんな形で社会に影響を与えられるか、国際性、社会性、ビジョンをもって発信できる、新しい存在意義を感じさせるということが、審査のなかでの重要な軸となっている。
また今回の大会では、未来を担う料理人の発掘とその育成を目的とした大会だということを改めて定義し、応募資格の間口も広げている。これまで以上に幅広く個性的な若手料理人が集まるに違いない。
半年間にわたる審査を乗り越え、グランプリの"RED EGG"を手にするのはただひとり。グランプリはもちろん、「RED U-35 2022」の動向から目が離せない!
■今後のスケジュール
・応募期間:2022年6月1日〜6月22日
詳細はこちらから
・一次審査:7月〜8月「ドキュメント審査」
テーマ「旅」の作文とメニューを提案。料理人としてのビジョン、メニューの考案力・創造力を問う。
「BRONZE EGG(1次審査通過者)」決定。
・二次審査:8月〜9月 「映像審査」
一次審査で提案した「旅」をテーマとしたメニューを、映像で提出。自ら考えたメニューのポイントを伝え、そこに込めた想いを映像でどのように発信し、興味・共感を得られるかを問う。映像はそのまま公式サイトとYouTubeにて公開。
「SILVER EGG(2次審査通過者)」決定。
・三次審査:10月「オンライン面談審査」
審査員との「オンライン面談審査」。オンラインを介してのプレゼンテーション、コミュニケーションによって、審査員が会ってみたい、料理を食べてみたい人物をファイナリストとして選出。
「GOLD EGG(3次審査通過者・ファイナリスト)」決定。
・最終審査、授賞セレモニー:11月「○○試食審査」
最終審査は、RED U-35ならではの「サプライズ審査」(現時点で非公表)を指定の会場にて実施。ファイナリストが決まってから告知する最終審査のミッションに向き合い、夢をつかむため、新時代を切り拓くために自らを表現する。審査員団が審査し、次なるスターとしての「RED EGG(グランプリ)」「準グランプリ」 を発表(オンライン配信を予定)。
準グランプリ「GOLD EGG」、グランプリ「RED EGG」決定。
問い合わせ
RED U-35 (RYORININ's EMERGING DREAM U-35) 事務局(シェイズ内)
問い合わせはこちらから
(平日10:00~18:00、夏季休業期間2022年8月11日〜16日除く)