今年もバレンタインに向けて多彩なチョコレートが続々と登場している。バレンタインは女性のものだけではない。自分用にも、プレゼント用にも欲しくなる逸品をチョコレートブランド別にご紹介。第3回はフランスの老舗ショコラ専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の職人技が光るチョコレート。
パリの街を感じる多彩なチョコレート/「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」
ショコラティエのロベール・ランクスが1977年にパリで創業した「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。
ランクスは、当時ガナッシュ作りにおいて主流だった砂糖と生クリームの過度な使用を一切やめ、アロマの繊細さが際立つチョコレートを作り上げたことから"ガナッシュの魔術師"と呼ばれていた。
そんな職人気質のランクスの精神は今も脈々と受け継がれ、今年もショコラティエの叡智が詰まったバレンタインチョコレートが誕生した。
今回のテーマは「フォルマン パリ(素晴らしくパリらしく)」。伝統と多様性あふれる文化やアートなどによって世界中の人々を魅了し続けるパリの街を、メゾンを象徴するレシピ1種と3種の限定レシピで表現した。
メゾンの真髄でもあるガナッシュ「アコソンボ」は、ガーナ産カカオを数種類ブレンドしたカカオ68%のダークチョコレートを使用して製作。チョコレートが口の中から消えた後もカカオのスパイシーな余韻が残るひと粒だ。
そして気になる限定レシピは「マング & グァバ」「シトロン & ジャンジョンブル 」「プラリネ ピスタッシュ」の3種。
「マング & グァバ」は、グァバ、マンゴーピュレを加えたライム果汁を用いたミルクチョコレートのガナッシュ。甘酸っぱくてミルキーな味わいが特徴的。
「シトロン & ジャンジョンブル 」は、レモンピールとジンジャー風味のアーモンド&ヘーゼルナッツのプラリネ。その意外な組み合わせがこれまでにない新鮮な味わいを作りだす。
「プラリネ ピスタッシュ」は、ミルクチョコレート(37%)とダークチョコレート(56%)を組み合せた滑らかなプラリネに香ばしいピスタチオを合わせたもの。フランス・ブルターニュ地方のゲランド塩がアクセントになっている。
そのほかにも注目のバレンタインアイテムは2つ。
いくつものハートが連なって地平線のようなラインを描くブシェを中心とした3種で構成される「ブシェ フォルマン クール」と、コレクション限定レシピと定番のボンボン・ドゥ・ショコラが入った真っ赤なハート型が印象的な「ハート ギフトボックス」だ。
ショコラティの技が光る多彩なチョコレートが詰まった「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のバレンタインボックス。大切なパートナーとともにその味わいを楽しみたい。
問い合わせ
ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店
TEL: 03-3201-6006
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