気鋭の建築家やデザイナーが空間をデザインした新店がオープン。谷尻誠氏が設計したのは、型にはまらない自由なレストラン。

工場をリノベーション。目を惹く観葉植物は無機質な空間に有機的なものを、という谷尻氏のアイデアから。レンガや木の家具とともに店内に温かみを添える。
フレンチの技術で世界各国の料理を味わえる
北里通りと首都高高架下に挟まれた路地の工場の跡地にオープンした、看板のないレストラン。通りに面した扉を開け、さらに次の扉を開けると、オープンキッチンのカウンターを備えた開放的な空間が現れる。
そのインダストリアルなインテリアからは何料理が出てくるのか想像がつかないが、店主の斉藤貴之氏は国内外のフランス料理の名店で経験を積んだシェフ。

店主の斉藤貴之氏。
だが現在はフランス料理ではなく、フレンチの技術で世界各国の料理を作っているのだ。例えば、シャンパーニュと相性のよいニシンの前菜はロシア風。和牛ローストのような王道のメインも、担々麺や比内地鶏のラーメンのような〆の料理も用意されている。

『Saito』の前菜「ニシンのロシア風」。

金箔で包んだ「ジビエのミルクレープ」(4人分)。『Saito』のジビエコース(¥22,000)の名物アミューズ。

『オルタナティヴ』の「なにわ黒牛のクリのロースト」(1皿2人分)¥8,800。
「だから敢えてフランス料理店らしくない内装にしてほしいと、建築家の谷尻誠さん・吉田愛さんにお願いしたんです」。そう語る斉藤シェフは、この空間でふたつの店舗を営んでいる。
実はカウンター席はおまかせコースを出す紹介制レストラン『Saito』で、テーブル席は大人のファミレスというコンセプトでアラカルトを出す『オルタナティヴ』。『Saito』は紹介制だが、『オルタナティヴ』を一度利用した人は予約が可能だ。

カウンターの奥には定員2名の秘密の個室が。個室では『Saito』と『オルタナティヴ』両店のメニューを提供。
Alternative/Saito
住所:東京都港区白金5-12-24 T-building1F
TEL:03-5422-7551
営業時間:18:00~22:00
定休日:不定休
席数:テーブル10席、カウンター5席(『Saito』)、個室2室(2名、6名)
料金:コース¥9,900~、¥22,000~(『Saito』)
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