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2019.08.31

メダリストも実践する"寝返り"トレーニング【動画レッスン】

スポ-ツ選手の使命が試合で勝つことなら、ビジネスパーソンのそれは、仕事で成果を上げること。そんな「ビジネスアスリート」に必要な、機敏に動ける体づくりのメソッドを、五輪メダリストから、メジャーリーガー、プレミアリーガー、名だたる経営者たちまでのトレーニングも担う吉田輝幸さんが紹介する本連載。最短で最大の効果を生む最先端トレーニングを紹介する。前回に引き続き、背骨の柔軟性を高めるエクササイズ。背骨をやわらかくすることのメリットも再確認しておこう。【吉田輝幸の目指せ!ビジネスアスリート⑥】

Teruyuki Yoshida

人間本来の機能的な体の使い方を再教育する新・体幹トレーニング

吉田輝幸コーチによると、大人は誰でも何も意識することなく簡単に寝返りを打つことができるものだが、このときの動きというのは完全にアウターマッスル主導になってしまっているのだとか。

「私たちの寝返りは、大抵の場合、片方の足と肩などで床を押すようにして、その反動で体の向きを変えているはず。でも、体の内側のコア(体幹)を使い、それを軸にして体幹だけで寝返りを打つという、アウターの力に頼らない、インナー主導の理想的な動き方をマスターしましょう」

ここで重要なのは、本来の寝返りは上半身と下半身が別々に動くということだ。

「全身が一本の柱のようにまっすぐのまま一度に回旋するのではなく、腰から上と下が順番にねじれる動きです。上半身の体幹がまず先に回転し、ねじれに耐えきれなくなった骨盤が持ち上がって、下半身が一気にグルンと回ります。寝返りを打ちたい方向に片方の腕を大きく回し、その動きと重さを使って、体幹を回旋させるのです」

腕は肩の力で伸ばすのではなく、脱力した状態で。できるだけ遠くに伸ばすために、腹筋にほどよく力が入って体幹の上から下が順に回る。視界に入った遠くのモノを、手でつかみたい!

▼ローリング・アッパーボディ
目的:体幹の安定性強化、体幹上部と下部を連動させる
部位:体幹・背骨の上部と下部
回数の目安:3〜5回(左右)

▼動画レッスンはこちら

Teruyuki Yoshida
パフォーマンス、スペシャリスト。トレーナー歴25年で数多くのトップアスリート指導からヒントを得て最短で最大の効果を出せる「コアパフォーマンス®︎」を考案し、数多くのトップアスリートやアーティスト、ビジネスパーソンのトレーニング指導をおこなっている。

TEXT=野田まゆ

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

COOPERATION=LDH SPORTS

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