スイスの独立系ブランド、ルイ モネが、日本限定の新作「ジャパン メテオライト」を2025年7月21日に発売した。日本の隕石を使用した非常にレアなモデルだ。

1850年に飛来した「気仙隕石」
ルイ モネは、フランスの天才時計師であるルイ・モネの名前を冠したブランド。
彼は世界初のクロノグラフ機構を開発したことでも有名であり、そのクロノグラフは天体観望の測定のため開発され、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録にも認定された。そのため、宇宙や隕石を題材にしたモデルが多いのが大きな特徴だ。
その最新作「ジャパン メテオライト」は、日本で採取された隕石を時計のダイアルに採用。1850年に日本へ飛来したという「気仙隕石」を4時位置のインダイアルに埋め込んでいる。
この隕石は、デンマーク・コペンハーゲンの博物館が所蔵していた僅かな破片をルイ モネが独占的に入手した大変希少な物。これを薄く削り加工しているため、わずか12本の限定生産となっている。
直径40.7mmのグレード5チタン製ケースに、254個のパーツで構成される自社製ムーブメント「Cal.LM85」を搭載。ダイヤルの右側には20秒ごとに帰零するレトログラード針とインダイヤルが配置されている。
ケース形状も飛行機やレーシングカーに用いられるエアロダイナミクスの技術を応用して設計がなされており、装着感も抜群だ。
また、ドーム型の風防によりどの角度からも時計の内部が見えやすく、その複雑なメカニズムの立体感と迫力を存分に楽しむことができる。
宇宙の神秘を身に纏うというロマンが詰まった、至高の1本だ。
問い合わせ
ジーエムインターナショナル TEL:03-5828-9080