ルイ・ヴィトンは世界的な建築家、フランク・ゲーリー氏とコラボレーションしたハイウォッチ「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイア フランク・ゲーリー」 を発表した。
極限まで透明度を高めたその姿は、もはや芸術品の域
建築家にとってのノーベル賞と称されるプリツカー賞を始め、世界中の名だたる賞を受賞してきた伝説的な建築家、フランク・ゲーリー。
フランク・ゲーリーは長年にわたってルイ・ヴィトンと共同でさまざまな作品を制作してきたが、この度発表したハイウォッチメイキングタイムピースは、世界中の時計愛好家たちのド肝を抜いた。
その名も、「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイア フランク・ゲーリー」 。
フランク・ゲーリーが過去にデザインしたパリの「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」と「ルイ・ヴィトン メゾン ソウル」から着想を得た、全面スケルトンの非常にユニークなマスターピースだ。
ケースとダイヤルはもちろん、リューズやホーン、針にいたるまで多くの素材をサファイアで統一。極限まで透明感を高めつつ、フランク・ゲーリーのスタイルの特徴である非対称的なフォルムと渦巻きをダイヤルに再現した。このダイヤルを製作するのに、実に250時間を要したという。
時計のセンターに見えるムーブメントは、ジュネーヴにある「ラ・ファブリク・デュ・ タン ルイ・ヴィトン」の時計職人たちによって開発、製作、組み立てられた「LFT MM05.01」を搭載(ジュネーブ・シールも刻印済み)。
ソリッドなローズゴールド製のプレートは同心円状のサテン仕上げが特徴で、歯車とフライング トゥールビヨンにはロジウムメッキを施した。また、1分間に1回転するフライング トゥールビヨンのキャリッジ内には、モノグラム・フラワーが表示されている。
御年95歳。未だ衰えることを知らないフランク・ゲーリーのイマジネーションと、大胆さとイノベーションというルイ・ヴィトンの価値観を表現した、驚愕のタイムピースだ。
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