2021年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる”活きのいい”モデルを厳選! 連載第62回は、チューダーの「ブラックベイ セラミック」を紹介する。
どこまでも黒にこだわった個性派ダイバーズウォッチが登場!
様々なトレンドが飛び交う中でストイックに理想を追い求める時計はより一層魅力的に映る。チューダーの新作「ブラックベイ セラミック」は、まさにその模範回答であり、タウンユースでの着用で真価を発揮する優れたスタイリングを披露した。
このモデルの魅力を語る上で外せないポイントが、質感にこだわったブラックで統一した外装と、チューダーでは初となるMETAS(スイス連邦計量・認定局)のマスタークロノメーター認定を受けた最新の自社製自動巻きキャリバー「MT5602-1U」にある。
昨今の腕時計のカラーリングにおいて、"フルブラック"という選択はコンテンポラリーなデザインを演出するにはうってつけである。さらには、素材や仕上げにこだわることで独自性を打ち出すことも可能に。こちらの「ブラックベイ セラミック」では、質感にとことんこだわることで落ち着いた雰囲気にまとめている。
モノブロック構造のブラックセラミック製ケースはサンブラスト仕上げ、面取りされた斜面はポリッシュ仕上げと、2つの仕上げを使い分けることでケースにさらなる魅力を与えている。ダイバーズの顔である回転ベゼルのインサートは、サンレイサテン仕上げのブラックセラミック採用。目盛りまでブラックにすることでファッション性を高めている。唯一の例外と言ってもいいオフホワイトを採用したスノーフレーク針とアプライド アワーマーカーを備えたマットな質感のダイアルは十分な視認性を約束する。
外観に合わせて全体をブラックでまとめた自動巻きキャリバー「MT5602-1U」は、METASが定めた検査基準をクリアした日差5秒以内(0から+5秒)、15,000ガウスの耐磁性、週末耐性を備えた70時間のパワーリザーブ、ISO規格22810:2010に準拠した 200mの防水性能などの優れた機能を有している。オープンワーク仕様のタングステン製ローターなどからも分かるように仕上げのレベルも非常に高い。
タウンユースでの着用の鍵となるストラップへの配慮は抜かりない。レザー×ラバーによるハイブリッドストラップのほか、ブラックを基調にクリーム色のライン入れたファブリックストラップが付属する。
ファッションとの親和性が高い漆黒のダイバーズウォッチは流行に左右されない普遍性が何よりの魅力である。
問い合わせ
日本ロレックス / チューダー TEL:03-3216-5671