外資系金融機関でキャリアを磨き、現在は国内外で総会員数2.7万人超え、“最先端の情報が集まる”と人気のオンラインコミュニティを主宰する河村真木子さん。新著『外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋。2回目。【その他の記事はコチラ】

お金の使い方を見直す
自分の人生の中心に自分を置こうと思ったら、経済的な自立が絶対に必要です。
それは大前提として、自分を人生の中心に置く「わがままになる練習」をするときは、「お金の使い方を見直すこと」もセットで行いましょう。
誤解しないでいただきたいのは、「わがまま=浪費」ではないこと。
自分の価値観を明らかにし、自分の投資になるものに思い切ってお金を使うということが「わがままなお金の使い方」です。
だから「なんとなく、これが欲しい」というものをバンバン買っていたら、何の意味もありません。
単純に生活必需品を買う「消費」でもなく、自分の資産以上の無駄遣いにすぎない「浪費」でもなく、自分への「投資」となるようなお金の使い方。
そんなお金の使い方を身につけるのです。
”わがまま”にお金を使う3ステップ
では、そのためにはどうしたらいいのでしょう?
しかも、「わがままになる」というポイントも忘れずに、自分にお金を使うには?
子どもに教えるなら、次の3つのステップがいいでしょう。
ステップ①お金の「枠」を決める
ステップ①は「お金の『枠』を決めること」です。
私が娘に「1ヵ月5万円のおこづかい丸投げ制度」を実践したように、予算を決めることです。枠がないと真剣に使い道を考えないので、これはマストです。
家庭ごとの経済状況や娘の年齢によって、「1ヵ月3000円」「1万円」など、調整してみてください。「金額」ではなく「枠を決めること」が大切です。
ステップ②「欲しいか・必要か」の区別をする
次に「欲しいか・必要か」の区別をすることです。
これはお金の本での「あるある」で、節約マニュアルでもよく言われます。
「単純に欲しいモノは買わず、本当に必要なモノだけ買うのがいい」
限られた予算であれば、いったん立ち止まって考える癖がつきます。
ステップ ③「投資か・消費か」 の区別をする
「欲しいか・必要か」の区別ができるようになったら、一段階上のお金の使い方、「投資か・消費か」を教えてもいいと思います。
たとえば、「食費」であればふだんの食事は「消費」、人脈になりそうな人との会食は「投資」になります。
「単純に欲しい」というものでも、自分への投資になるなら、それはアリ。自分への投資とは、自分の価値観をはっきりさせて、自分のためにお金を使う練習にもなります。
河村真木子/Makiko Kawamura
1976年奈良県生まれ。父の転勤に伴い、10歳~15歳をシンガポールで過ごし、1992年に帰国。大阪府の公立高校に入学したものの、1994年、単身でアメリカに渡り、ロサンゼルスのLe Lycee Francaise de Los Angels高校に編入。1996年同校卒業後、関西学院大学に入学するも自主退学し、再び渡米。コミュニティカレッジを経てUCバークレーに編入し、2000年に卒業。外資金融機関などでキャリアを積んだ後、2021年、オンライン事業Holland Village Members' Clubを設立。著書に『外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質』、『超フレキシブル人生論 ”当たり前“を手放せば人生はもっと豊かになる』他。現在は、会員制Holland Village Private Caféの運営も手がける。

