挑戦し続けるビジネスウーマンを紹介するシリーズ「In the Office」。今回は、システムエンジニアリングサービスや転職エージェントサービス「キャリアイノベイト」を運営するイノベイティアで働く坪根有梨沙さん。
「人事の仕事はアイドルと似ている」
システムエンジニアリングサービスや転職エージェントサービス「キャリアイノベイト」を運営するイノベイティアで人事として働く坪根さん。実はかつてアイドルグループのメンバーだった。
「中学3年生から高校3年生までアイドルとして活動していました。学生生活と並行して、多い時は週3回ライブがあって、休日は1日に2〜3ステージありました。夏休みになると毎日のようにグループの予定が入っていましたね。走り込みからのレッスン、ライブ……。学業も疎かにできないので、ライブ前の楽屋や帰りの電車など時間を見つけて勉強していました。当時は1個1個、目の前にあることを必死でやって、という感じでしたね」
その後グループは解散。坪根さんは高校卒業を機にアイドル人生に終止符を打った。大学に進学し、卒業後は人材派遣会社に就職した。そこは営業職で受けたが、面接に行ったら「人事として働いてみないか」と提案されたという。
「自分に人事が向いているのかわからなくて。悩みすぎて占いに行ったんですが、占い師さんからは『いいんじゃない』とテキトーな感じで言われました(笑)。でもその会社では新卒で人事の募集を行っていなかったので、そういう声をいただけたのが嬉しくて。頑張ってみようって思ったんです」
そこで人事としてキャリアを積み、2024年1月にイノベイティアに転職した。今も人事を担当する坪根さんは「人事の仕事はアイドルと通ずる部分がある」と話す。
「アピールするということに関しては似ているのかなと思います。アイドルの時は自分を売り込むことだったんですが、今は会社を売り込む、会社の魅力を伝えること。面接を受けてくださる方に会社の良さを楽しく伝えることができるのは私の武器ですね」
坪根さんへのQ&A
Q1.特技や自慢できることはありますか?
――クラシックバレエを習っていたので回るのが得意です
Q2.人生で一番のドジは?
――高校生の時、電車で寝過ごしたうえに終電だったため、タクシーで3万円かけて帰宅したこと
Q3.理想の上司を有名人に例えると?
――ムロツヨシさん
Q4.座右の銘を教えてください
――「今日が一番若い日」
Q5.あなたにとって仕事とは?
――人間力が鍛えられるところ