PERSON

2023.02.26

日々奮闘! フリーアナウンサーと広報の複業という選択

挑戦し続けるビジネスウーマンを紹介するシリーズ「In the Office」。今回はプレスリリース配信サービスを提供するPR TIMESで広報として働く今井友理恵さん。In the Office124。【過去の連載記事】

今井友理恵

「アナウンサーは小さい頃からの夢だった」

子供の時からテレビっ子。小学生の時は放送部員として朝や昼の放送内容を考え、職業体験ではアナウンサーの仕事を学ぶなど、「気づいたらアナウンサーを志していた」という今井友理恵さん。

ただしアナウンサーは狭き門。壮絶な就職活動が今井さんを待ち受けていたそう。

「就活は、今でも人生のなかで3本の指に入るくらい努力しました。北は北海道、南は沖縄まで、あらゆるテレビ局のアナウンサー試験を受験。全国各地を飛び回るので体力的な疲れもありましたし、交通費も自腹だったので当時は辛かったですね」

大学4年の11月、ここで最後にしようと決意し受験した石川テレビから一本の連絡が入った。

「面接後に石川テレビの方から『合否は2日以内にご連絡します』と言われていました。翌日は見ちゃダメだ、気長に待たなきゃ、と思いながら、携帯をずっと握りしめていました。石川の市外局番からかかってきてワンコールで取れるくらいに(笑)。そこで採用を告げられた時は大号泣でした!」

念願叶ってアナウンサーになった今井さん。しかし丸5年間勤めあげたタイミングで退職。アナウンサー以外のキャリアを積みたいと思い、2021年、プレスリリース配信サービスを提供するPR TIMESに転職した。

「尊敬する先輩がPRの仕事をしていて、それがすごく楽しそうだった。なので、転職の際はまずPR会社をチェックしていました。そうするうちに、求人情報サイト上で今の社長から直接、面談のオファーがあったんです」

社長から直々に会社の説明を受け、その熱意に心を動かされると同時にミッションに共感し、入社を決意。現在は広報として、サービスの認知拡大に尽力。2022年にローンチした、アート特化型オンラインPRプラットフォーム「MARPH(マーフ)」の広報も行っている。

「平日は広報の仕事がメインですが、週末はイベントの司会を担当するなどアナウンサーの仕事も続けています。大変な面もありますが、それぞれに相乗効果をもたらしていけるように頑張っていきたいです」

今井友理恵

Q1.特技や自慢できることはありますか?
――たくさん食べます。わんこそばは111杯食べました

Q2.初対面の男性で気になるところは?
――清潔感とマナー

Q3.理想の上司を有名人に例えると?
――バナナマンの設楽 統さん

Q4.寝る前に必ずすることは?
――翌日の天気予報チェック

Q5.あなたにとって仕事とは?
――大切な人たちを幸せにするもの

過去連載記事

TEXT=ゲーテ編集部

PHOTOGRAPH=野﨑慧嗣

HAIR&MAKE-UP=三輪昌子

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