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2019.08.19

【EXILE黒木啓司】福岡のトップ料理人・福山剛シェフの世界観に酔う!——連載「九州太鼓判 啓印」Vol.1

「九州の魅力をもっと多くの人に知ってほしいんです」--黒木啓司さんのそのひと言でスタートしたのが本連載"啓印(ケイジルシ)"だ。宮崎出身であり、2017年には九州発のエンタテインメントプロジェクト「THE NINE WORLDS」を立ち上げた九州ラバー・黒木さんが九州各地を訪問。そこで出会ったさまざまなヒト・モノ・コトに太鼓判(=啓印)を押していく。

EXILE黒木啓司の九州太鼓判

柔らかくも切れ味鋭いフレンチ

記念すべき最初の啓印は、世界中のグルマンの間で話題のフレンチ「La Maison de la Nature Goh」のオーナーシェフ、福山剛さんだ。

「剛さんとは’17年の『九楽舞博多座』でご一緒してからのお付き合い。九州男児の男気とフレンチのスマートさを併せ持っている人です」と黒木さんは話す。

福山さんが提供するのは、九州の食材を使った創作フレンチ。芸術的な盛りつけもさることながら、器に有田焼を用いるなど、"和"の要素を取り入れたクリエイティヴな料理の数々は、まさにエンタテインメントと呼ぶにふさわしい唯一無二の世界観だ。

通常、フレンチのシェフを志す人は渡仏して修業するケースが多い。しかし福山さんは地元福岡の地で腕を磨き続けてきた。

「福岡は九州各地の食材が豊富に集まり、料理人たちがその腕を競い合う活気に溢れる都市です。それに、福岡の人たちはみんな温かい。お客さんとの会話は楽しいし、もっと喜んでほしいと思う。それが僕のイマジネーションの源泉となっています」(福山さん)

コースの前菜である「八女茶 平目 昆布」。逆さまにした器の上に盛りつけるという斬新な演出。

コースの前菜である「八女茶 平目 昆布」。逆さまにした器の上に盛りつけるという斬新な演出。

左が「ラ・メゾン・ドゥ・ラ・ナチュール・ゴウ」のオーナーシェフ・福山剛さん。超人気店のシェフがコラボする、チケット即完売の美食の祭典「DREAM DUSK」にも参加した。

左が「ラ・メゾン・ドゥ・ラ・ナチュール・ゴウ」のオーナーシェフ・福山剛さん。超人気店のシェフがコラボする、チケット即完売の美食の祭典「DREAM DUSK」にも参加した。

店内はオープンキッチンで活気溢れる雰囲気。

店内はオープンキッチンで活気溢れる雰囲気。

また、常連たちから「博多美食界の太陽」とも称される性格の明るさも、福山さんの魅力だ。

「剛さんは、僕が福岡に来た時にはよくいろいろな場所へ連れていってくれるし、とにかく面倒見がいい。それに、どんな場面でも周りの人への気遣いを忘れません。だからこそ、福岡の食を牽引する存在であり続けているんだと思います」(黒木さん)

Takeshi Fukuyama
1971年福岡県生まれ。オーナーシェフを務める福岡・西中洲の「La Maison de la Nature Goh」は、アジアベストレストラン50に2年連続で選出。

Keiji Kuroki
1980年宮崎県生まれ。EXILE/EXILE THE SECONDメンバー。2009年、EXILEに加入し、’16年にはEXILE THE SECONDとして本格始動。また、九州を盛り上げるプロジェクト「THE NINE WORLDS」を手がけている。

TEXT=宮寺拓馬(ゲーテWEB編集部)

PHOTOGRAPH=林田大輔

HAIR&MAKE-UP=藤原早代(CONTINUE)

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