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2019.04.25

【アイヴァン】高橋幸宏「ジンクスとしての眼鏡」Vol.2

1972年の設立以来、一貫して日本(福井県・鯖江)製の高品質なアイウエアを生み出し続ける「EYEVAN」。その眼鏡をかけた熱き男たちを写真家・操上和美が撮り下ろす連載「男を起動させる眼鏡#2」。

PERSON 02
ミュージシャン高橋幸宏

高橋氏が装着する眼鏡は、EYEVAN 7285 「744」

高校時代にかけていたメガネは、ジョン・レノンを彷彿させるメタルのラウンド型。当時、軽井沢公演で訪れていた内田裕也に出会い、「高校生がそんな眼鏡でイイのかヨ」と妙に突っ込まれたのもよい想い出だ。

現在に至るまで多数の眼鏡を所有するだけでなく、眼鏡をデザインする立場も経てきた高橋氏。眼鏡はジンクスを持つアイテムだと考えている。

「ステージでは何が起こるかわかりません。だからお守りみたいなものが必要で、僕の場合はそれが眼鏡なんです。昔からいろんなタイプの眼鏡をかけて演奏していましたね」。

そんな高橋氏のお気に入りはフェミニンではないデザイン。

「現在もアイヴァンにデザインを依頼してビートニクスモデルなどを作っていますが、やはりトラッドな形が好きなんです」

今回撮影でかけたのはアイヴァン 7285の変形ボストンタイプ。存在感がありながら、軽量なところが秀逸と語る。

「昔の眼鏡は重かったから(笑)。でも昨今は技術の進歩で非常に軽快になりました。このモデルは自然なかけ心地や造形美に加え、眉がはっきり出るフォルムがお気に入り。眼鏡のブロウラインと眉の露出バランスって、結構繊細な問題だと思います」

Yukihiro Takahashi
1952年東京都生まれ。’72年に「サディスティック・ミカ・バンド」に参加。その後、'78年に細野晴臣、坂本龍一とともに「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成。また、ソロ活動と並行してTHE BEATNIKS、pupa、METAFIVEなど様々なバンドで活動している。

問い合わせ
EYEVAN 7285 TOKYO TEL:03・3409・7285
http://eyevan7285.com

TEXT=長谷川 剛

PHOTOGRAPH=操上和美

HAIR&MAKE-UP=内田雄二

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