温泉大国ニッポンの最新かつ最上質なステイ先をご紹介。大自然と一体化したホテル、デザインのいい旅館、美食を極めた宿……。心と身体を癒やし、明日へのパワーをチャージしたい! 今回は、静岡・熱海の「ATAMI 海峯楼(かいほうろう)」を紹介する。【特集 ホテル案内2023】
アート空間に身を置き、熱海の地を満喫する
1995年に竣工した建築家・隈研吾氏の作品「水/ガラス」を有する「ATAMI 海峯楼」が、2022年12月28日にリニューアルオープンした。
わずか4室だけのスモールラグジュアリーリゾートのシンボリックな場所は、なんといってもウォーターバルコニー。壁・天井・床・テーブル・イスに至るほぼすべてがガラス製でできており、それ以外の要素を極力排して構築されている。視線の先にある空や海とシームレスに続いているように見えるさまは、圧巻の光景だ。
このアートのような空間をダイニングスペースとして利用できるのが、リニューアルしたラグジュアリースイートの2室「誠波(せいは)」と「風科(ふうか)」だ。
「水/ガラス」の神髄を表現したインテリアを配し、海側の大きな窓からどこまでも続く空と海を感じることができる。さらに、新たに天然温泉を導入することで、インフィニティの美しい水盤に浮かぶプライベートな露天温泉をいつでも楽しめるので、時を忘れて贅沢な時間を過ごせるようになった。
4月から12月には熱海海上花火大会が開催する。高台に位置するこの宿なら、熱海の地を味わい尽くすにはうってつけだ。
Atami Kaihourou/ATAMI 海峯楼
住所:静岡県熱海市春日町8-33
TEL:0570-0117-22
料金:ひとり¥35,900~(2名1室利用時、夕朝食つき、税サ込)
施設:客室4室、レストラン、バー、大浴場
▶︎ Focus
メインダイニングには千住博氏の代表作「ウォーターフォール」、日本料理 楽精庵には徳力富吉郎氏の「金の襖絵」、ダイニングには狩野智宏氏の「ガラスのオブジェ」が点在している。
▶︎ Special
ウォーターバルコニーこそ、熱海海上花火大会を楽しむ特等席。
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