八ヶ岳の麓、山梨県の小淵沢町に「FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳」が2022年9月30日にオープンした。八ヶ岳連峰と南アルプスの豊かな自然に囲まれた場所でありながら、都心からクルマで約2時間、インターからも5分程度というアクセスの良さも魅力だ。
ティピテント型の本格薪サウナが最高! 「FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳」
小淵沢のインターを降りて、約4分ほどのところに道の駅があり、そこで食材を買ってから目的地へと向かった。クルマを留めてセンターハウスに伺ってチェックインをしようと思ったら、スタッフの男性から「ご無沙汰しています!」と挨拶があり、よくよく目を凝らしてみると3年ぶりに会う方だった。「この地に惚れ込んでしまったので、東京から移住してきました」と話す。表情もイキイキ、風貌もなんだかワイルドに変身し、逞しさを増していた。
約18000坪の敷地にできた「FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳」は、話題のカフェやレストランを約110店舗ほど運営するトランジットジェネラルオフィスが運営していることもあり、デザインやインテリア、什器、オリジナルグッズなど、細部にこだわった仕上がりになっている。
キャンプ施設は林間オートサイトを中心に約70サイト。ドッグランサイトなども今後設立予定だそう。センターハウスには「FOLKWOOD CAFE」もあり、地元食材で作るキャンプ飯(テーマはおいしいキャンプ!)も提供したり、カフェ利用にも対応している。
個人的に2時間かけてもふらっと来たいな、と思ったのが、水着着用の薪サウナだ。監修は野尻湖「The Sauna」を立ち上げた野田クラクションべべー氏。熱さはそれほどでもないが、じんわり優しく温まることができる。ティピテント型の本格薪火アウトドアサウナやファイヤープレイスが点在し、焚火を囲んでの外気浴も楽しめる。山梨県は県をあげて「やまなし自然サウナととのいプロジェクト」活動を行うアウトドアサウナの聖地で、四季によって変化する豊かな自然を感じながら「ととのう」ことができるのだ。
金曜日の朝からクルマを走らせ、サウナにはいって、センターハウスなどで仕事をして、テントを建てて宿泊、ということも容易に可能だ。
FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳
住所:山梨県北杜市小淵沢町3900⁻2