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TRAVEL

2022.08.25

ハワイ通イチオシ! ワイキキ随一のパワースポットが一望できるホテルに泊まってみた

旅慣れたハワイリピーターからよく名前が挙がるホテル。それがハレクラニに隣接した山側にある姉妹ホテル「ワイキキパークホテル」だった。その人気ホテルが31年の歴史を閉じ、全館あげての改装を経て「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」としてリオープンしたのは2019年のこと。今回、ゲーテが3年ぶりに刊行したハワイ特集の取材の際“気になるリオープンホテル”のひとつとして、取材班が早速滞在した。

ワイキキ随一のパワースポット「カヴェヘヴェへ」が一望できる

ハレプナとは、ハワイ語で“ハレ(館)”“プナ(泉)”。この地は緑と湿地帯が広がるワイキキで唯一、泉が湧いていた地。ハワイの王族などがくつろぐ社交場だったのだ。社交場と聞いて、その理由は部屋に通されてわかる。オーシャンビューの部屋のバルコニーからは、目の前に立つハレクラニ越しに、かの有名なパワースポットである“カヴェへヴェヘ”がよく見えるのである。眺めているだけで、気のよさが感じられる絶景である。

ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」として2019年にリオープンした「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」の部屋

ワイキキビーチまで徒歩1分。毎朝パワースポットが眺められる恩恵にあずかれる。

ロビー、そして室内の装飾はモダンラグジュアリー。ベージュトーンでまとまったロビーのインテリアは、ハレクラニ沖縄も手がけたシャンパリモード・デザイン社によるもの。館内にはハワイゆかりのアーティストたちのコンテンポラリーアートも飾られている。

客室は目の前の海のような水色、白、そしてベージュでまとまり、清潔感あふれる空間で心地よい。ふと、部屋に置かれたハレプナのロゴがついたボトルタンブラーが目を引く。プラスチック削減が進むハワイでは、食品販売業社などに厳しい規制が敷かれるなか、ここハレプナでもウォーターステーションを設置し、ホテルゲストはこのタンブラーにミネラルウォーターを汲んで使うシステム。もちろんこのタンブラーは滞在中、街歩きの際に持ち歩けるし、帰国時には“自由にお持ち帰りください”と、ホテルからのうれしいギフトにもなっている。

「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」のロビー

エレガントなロビー。館内にはハワイゆかりのアーティストのモダンアートが置かれ、リラックス感を高める。

「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」のオリジナルタンブラー

ハワイ滞在中も毎日活躍する持ち歩き可能なタンブラー。ウォーターステーションでミネラルウォーターをいれて使う。

「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」のマウンテンビューの客室

客室は全288室。オーシャンビューは毎朝起き抜けの青い海でリラックス。マウンテンビューは、ダイヤモンドのような街の夜景が高揚感を煽る。

海を眺め、カクテルを飲みながらの絶景インフィニティプール

8階には、ハレプナのシンボルマーク“ボーフエフエ(日本名:グンバイヒルガオ)”が印象的なインフィニティプールがある。プールサイドのバーにはミクソロジストがいて、南国にふさわしい目にも鮮やかなカクテルを作ってくれるので、夕日が沈む時間はここで過ごすことをお薦めしたい。

またプールサイドでは「スパハレクラニ」のセラピストによるトリートメントを受けることもできるという極上のホスピタリティも用意されている(ちなみにスイートルーム内での施術も可能だ)。

「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」のインフィニティプール

温かいジェットバスも備わったインフィニティプール。

「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」のカクテル

プールサイドバーのカクテル。左から、
Some like it hot、Waikiki Spiritz 各$18

同じく8階にはコンパクトに4つのブースに分かれたフィットネススタジオを完備。ARTIS®️by TechnoGymのマシンを備え、トレーニング器具がかなりの充実度。これなら出張続きで運動不足になりがちな身体のパフォーマンスも保てるというもの。

噂ではあの世界的なプロテニスプレーヤーやオリンピックで活躍した日本人プロサーファーも、このジムで大会前の調整をしていたという、お墨付きのジムである。

「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」のジム

機能的でマシンが充実しているジム。外のテラスでリフレッシュもできる。

ハレクラニブランドならではの、スペシャル感も味わえる

ちなみにハレプナのゲストは、隣のハレクラニでの飲食や買い物の支払いをルームチャージでき、ルームキーの提示でビショップミュージアムやホノルルミュージアム、マノア・ヘリテージが魅力で鑑賞できる“ハレプナアクセス”というサービスが受けられるなど、ハレクラニブランドならではの格別さも味わえる。

またハワイリピーターならよくご存知だろうが、日本からの到着便は午前中着がほとんどで、とくに小さい子供づれの旅行者は、チェックインまでの時間を持て余すのが悩みでもある。ここハレプナにはそういったゲストのための「ホスピタリティスイート」を完備している。

Wi-Fiやコンピューター、デスクや気持ちのいいテラスもあるこの部屋を、ゲストならチェックインアウト前後も使えるというありがたさ。このホテルはゲストの気持ちにしっかり寄り添う、ある意味日本的なおもてなしの心を兼ね備えたホテルなのだ。

「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」のホスピタリティスイート

ホスピタリティスイートはゲストが誰でも使えるスペース。同じフロアにビジネスセンターやゲスト用ランドリーも備わっている。

現在、ハレプナ1階の人気レストラン「ハレクラニベーカリー&レストラン」は残念ながら休業中。ローカルにも人気の高いブーランジェリーが再度オープンした際は、また朝から長蛇の列ができることが予想される。家族旅行や女性同士の旅行、そして整ったホスピタリティをフル活用してのワーケーションにもお勧めで、ハワイの新しい拠点となりそうだと実感した。

Halepuna WAIKIKI by Halekulani
Adress 2233 Halumoa Rd,Honolulu
TEL:808-921-7272
詳しくはこちら

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