憧れの地、未踏の世界へと思いのままに旅をすることができていたこれまで。旅する自由が制限され続ける今、それでもトラベラーは未来に希望を託している。“夢想の旅”が終われば、大空を翔け、すぐにでも行きたい場所がある。世界中を駆け巡るホテルジャーナリスト・せきねきょうこが4軒のリゾートホテル【アジア編】を厳選。
![世界の超絶リゾート](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/AZH_RS_Swimming-Pool_009.jpg)
パフューム河畔に造られた大きな塩水プール。
自然回帰で魂を洗濯する! リゾートホテル4選
アゼライ ラ レジデンス フエ/Azerai La Residence, Hue
![アゼライ ラ レジデンス フエ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/AZH_RS_Lobby-Terrace_001.jpg)
アールデコ建築の白亜のホテルの夜景。
世界遺産の町フエにフランス時代の残り香
1930年代築のフランス総督の邸宅を、リゾート造りのパイオニアであるエイドリアン・ゼッカ(アマン創始者)が、自己の新ブランド「アゼライ」として展開。アゼライ・フエは3軒目。ベトナム王朝最後、グエン王朝時代の歴史の香りを現代と融合。“手の届く極上ステイ“を掲げ、価格を抑えた未来のラグジュアリーを創造。ベトナム郷土料理とシェフ得意の宮廷料理は誰もが絶賛。館内に見るグエン王朝初代~13代の歴代皇帝肖像画は圧巻。異国情緒溢れる穏やかな滞在がかなう。
![アゼライ ラ レジデンス フエ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/IMG_9908.jpg)
海老を上に載せたベトナム伝統の「フエ流ポメロサラダ」。
![アゼライ ラ レジデンス フエ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/IMG_9911.jpg)
「牛肉グリルとビーフン、アゼライ風」。
![アゼライ ラ レジデンス フエ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/AZERAI000.jpg)
スタッフの温かな歓迎。©AZERAI La,Residence HUE
Azerai La Residence, Hue
住所:5 Le Loi Street, Hue City, Vietnam
客室数:122室(ルーム&スイート)
料金:要問い合わせ
詳細はこちら
ザ ブランド/The BRANDO
![ザ ブランド](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/244aea7b79fa76721342d99e101d263a.jpg)
美しいグラデーションのテティアロア環礁。
褒め言葉さえ忘れる感動に浸る贅沢な滞在
タヒチ本島から北へ約50km、フランス領ポリネシアの極上の海に浮かぶ小さなテティアロア環礁。“息を呑むほどに美しい”海に、手つかずの自然を残す島がある。専用小型機でのみ上陸できるプライベートアイランドThe Brandoは、かつてハリウッドで活躍した大物俳優、マーロン・ブランド個人の島から名がついた。その島はポリネシア文化の財産として、また世界屈指のサステナブルリゾートとして運営され、ゴージャスさとともに優れた環境型エコリゾートになっている。
![ザ ブランド](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/65c2525a727695c17b89dda7f8ac08d0.jpg)
3ベッドルームヴィラ、プランジプールつき。
The BRANDO
住所:Tetiaroa, Arue 98702 仏領ポリネシア
客室数:35棟(庭つきヴィラ)
料金:€3.300~(1ベッドルームヴィラ、2名1室、オールインクルーシブ)
詳細はこちら
ニルハラ/Nirjhara
![ニルハラ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/DJI_001544-Crop-1024x592-1.jpg)
レストランAMBUのあるメイン棟とプール。
洗練と伝統の融合美! バリ島の環境型ホテル
バリ島の賑わう観光地帯から少し離れたタバナンという水田地帯に誕生したエコリゾート。環境に配慮したモダンでユニークな造りの客室が揃う。木の上のCanopyスイート、川沿いのRiverスイート、豪華ヴィラ、ジャングルプール・パヴィリオンなど、客室はそれぞれに異なる贅沢な造りだが、リサイクル材、天然石、伝統茅葺屋根など群島全体から資材を調達した再利用。セレブリティや著名人ゲストも多い。棚田や滝を見ながら、バリ郷土料理や地産地消の美食も健康志向。
![ニルハラ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/h.-Canopy-Suite-1024x683-1.jpg)
戸を開け放ち熱帯雨林や棚田との一体感を味わう。
Nirjhara
住所:Jl Nirjhara、Banjar Kedungu、Desa Belalang, Kediri Tabanan 82121 Bali Indonesia
客室数:25室
料金:要問い合わせ
詳細はこちら
サンタニ ウェルネス リゾート&スパ/Santani Wellness Resort & Spa
![サンタニ ウェルネス リゾート&スパ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/d46b9c0c5080ea85ca06a039e66e9978.jpg)
到着もチェックアウトも全面ガラスのラウンジで。
アーユルヴェーダと自然食で身体全体を磨く
「持続可能な健康は自然とのバランスにある」と説くリトリート。インテリアをミニマルにした理由は、瞑想、休息、リラックスのため。さらに周囲の自然に抱かれるよう“内と外の関係を曖昧”にしてシンプルさを徹底。食事は自家菜園のオーガニック野菜中心だが、一方で「脂肪分をたっぷり、タンパク質は適量に、炭水化物の摂取量はごく少量」という、近年主流の食事療法“ケトジェニック・ダイエット”も可能。特にアーユルヴェーダは専任ドクターが丁寧に対応する。
![サンタニ ウェルネス リゾート&スパ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/68089f711a1be89159e3fb004ccb563b.jpg)
古都キャンディの山深い懐に佇む孤高の宿。
![サンタニ ウェルネス リゾート&スパ](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2021/09/aa2dcdc7a9b26440386f033fbcabfb02.jpg)
カスタマイズされる料理は感性豊かで美味。
Santani Wellness Resort & Spa
住所:Aratenna Estate Werapitiya, Kandy Sri Lanka
客室数:16棟
料金:要問い合わせ
詳細はこちら
※ホテルジャーナリストせきねきょうこが厳選! 世界の超絶リゾート【欧米編】はこちら。
※ゲーテ10月号では「所有する醍醐味・無人島&超絶景ステイ・ホテル」大特集を掲載! 完全保存版です。