限界を知らない男、モノ、コト――過剰なモノを愛し続けたゲーテ編集部が贈る特集「最上級事典2023」。妥協を知らないゲーテ流の最上級とは何か。今回は、アルフレックスのソファを紹介する。【特集 最上級事典2023】
1970〜’80年代当時のアルフレックスが作っていたソファのエッセンスを取り入れているとあって、どこか懐かしさ＝落ち着いた雰囲気を感じさせてくれる。座面高は45.5㎝で、リラックスできつつも立ち上がりがスムーズに行える。W309×H69×D101.5／148（SH45.5）㎝。¥1,986,600〜[オプションクッションは除く]（アルフレックスジャパン）
まどろむソファの上が最上！ そんな日常こそ幸せ
コロナ禍によって自宅で過ごす時間がめっきり増えたという人は多いだろう。限られた空間の中で、いかに快適かつ充実した時間を過ごすか。そのカギは、ソファ選びにある。
ファニチャーブランドのアルフレックスから登場した新作ソファのテーマは、ずばりウィークエンド。週末という言葉の響きからイメージする開放感や幸福感を最上級のカジュアル感を醸すソファで提案することにたどりついた。
特徴は、ふくよかなシートと外に広がったアームをもつ抱擁感のあるフォルム。さらに特筆すべきは、六角形の「HEXユニット」。どの方向にも身体を預けられるため、L字だと窮屈になりがちなコーナー部分が開放的かつ自由度の高い特等席になった。シートの表層や背クッションには、やわらかなマイクロファイバーを採用。わずかにギャザーを入れ、その膨らみを視覚的にも主張する。リラックスソファと聞くとボリューミーなシルエットを想像するが、スレンダーな脚部によりデザインは実にモダンである。
このソファに腰掛ければ、週末のようなまどろみ時間が始まり、特別なことをせずとも充足感で満たされる。これ以上に最上なことなどあるだろうか。
問い合わせ
アルフレックスジャパン TEL：0120-33-1951
