モンブラン(Montblanc)が、世界の文学界に名を残す偉大な作家たちの創造力や文化的影響力に敬意を表し、1992年から毎年発表してきた「作家シリーズ」。30年目にあたる2022年は、世界の文学や言葉に大きな影響を与えてきた「グリム兄弟」をテーマにした新作モデルが発表された。
おとぎ話の"杖"のようなクリエイティブな一本
「ヘンゼルとグレーテル」や「赤ずきんちゃん」、「白雪姫」などの、民間伝承の童話を文学として残したグリム兄弟。彼らが数々の伝統的なおとぎ話をまとめた「グリム童話」は、今なお世界中の多くの人に知られている。しかし、グリム兄弟の偉業はそれだけではない。彼らが言語学者として編纂に携わったドイツ語辞典は、現存する最も包括的な辞書として広く普及している。
今回、モンブランはそんなドイツを代表する偉人をテーマにした、「作家シリーズ グリム兄弟 リミテッドエディション」と「作家シリーズ グリム兄弟 リミテッドエディション 1812」を発表した。おとぎ話の世界観をイメージしたデザインは、まさに「グリム童話」の少し不気味だが、どこか人々を惹きつけるメルヘンチックな雰囲気を再現。子供から大人まで見ているだけで楽しい気持ちになれること間違いなしの新作モデルだ。
黒を基調とした「作家シリーズ グリム兄弟 リミテッドエディション」には、グリム童話の舞台に多い「暗い森」を思わせる、ブラックプレシャスレジンのボディとキャップを採用。童話「ラプンツェル」を連想させる"髪の毛"(細い線)と、暗い森に生える"木の根"(太い線)をイメージしたパターンが施されている。
グリム兄弟がまとめた童話集のタイトル「Kinder und Hausmärchen(子どもと家庭のメルヒェン集)」とその出版年「1812」がエングレービングされた尻軸や、グリム兄弟を含むゲッティンゲン出身のリベラルな教授のグループ「GÖTTINGER SIEBEN」とドイツ語辞典が書かれた年が刻まれたクリップを取り巻くメタルのサークル。キャップに刻まれたの「ラプンツェル(Rapunzel)」を表す「R」の文字は、まさにグリム兄弟の人生が刻まれている。
「眠れる森の美女」をテーマにした「作家シリーズ グリム兄弟 リミテッドエディション 1812」には、ヴィンテージイエローゴールド仕上げのオーバーレイを使用。「眠れる森の美女」のバラを思わせる赤色が、キャップトップにエンブレムを取り囲んでいる。さらにキャップには「眠れる森の美女(Dornröschen)」の頭文字である「D」の文字、キャップリングにはおとぎ話の冒頭分によく使用される「ES WAR EINMAL…(むかし、むかし…)」の文字がエングレービングされている。
「作家シリーズ グリム兄弟 リミテッドエディション 1812」は、グリム兄弟の童話集が出版された年にちなみ1812個のみの限定販売。クリエイティブなアイデアが湧いてきそうなユニークな新作モデルを手に、2022年の夏は思うままに創作活動に専念してみてはいかがだろうか。
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