名作ソファ「マレンコ」生誕50周年！ 時代を越えて愛されるワケ

1.デザインだけではない抜群の機能性
マレンコが発売された当時は、耐久性に優れた素材の本体に、生地を張りこんでいた。それを、衣替えの習慣がある日本人の感覚に合わせ、アルフレックスジャパンが着脱可能なカバーリングシステムを独自開発。その結果、いつでもソファを清潔な状態で保てるようになり、さらには季節ごとにカバーを替えることで雰囲気を一新することも可能となった。このシステムは、後に日本からイタリアへと逆輸入されている。

2.時代ごとにその表情を変える
マリオ・マレンコのひらめきから生まれたソファ「マレンコ」。デザインは変化しないが表情は時代によって変化し、これまでも多彩なコラボレーションや限定モデルが登場。こちらは40周年記念モデルとして、40台のみ限定販売された子供サイズの「マレンコ ピッコロ」。デザインや素材はすべて同じで、60％ほどに縮小。インテリアの楽しみ方が広がり、子供用の家具でも妥協しないという目の肥えた愛好家から熱烈に支持されたという。

3.長～く愛せる国内メンテナンス体制
タイムレスなデザインだからこそ、長く愛していきたい。しかしそのためにはメンテナンス体制も重要になる。マレンコは旭川のソファ専用ファクトリーで製造しており、メンテナンスも国内で行う。カバーやクッションなどを丁寧に外して状態をチェックし、パーツごとの交換や修理を行うことで、新品同様の座り心地が蘇る。愛着ある生活の道具だからこそ、手入れをしながら、子や孫に受け継いでいけるのが嬉しい。

4.一人掛けも複数人掛けも
マレンコには複数で座れるソファタイプも存在するが、基本的なデザインは同じで、それぞれのユニットをつなぐためのジョイントシステムによって拡張している。そのため左右の片アームソファにアームレスソファを挟みこめば、理論上はどこまでも長くすることができる。ちなみに分解できるということは、エレベーターへの積みこみも容易。日本の住宅事情にも合った名作なのだ。

5.利便性も日々向上した新オンラインストア
コロナ禍で、実際の店舗に足を運びにくい状況が続いているが、アルフレックスジャパンでは、オンラインストアにも力を入れ始めている。まだ取り扱う商品は少ないが、「マレンコ」はオンラインでも購入可能。一番人気のオリジナル生地の替えカバーも取り扱っている。

手前：木梨氏ならではのユニークなイラストやコメントが描きこまれたアートピース(非売品)はアルフレックス各店で巡回展示。奥：アートピースに描かれた木梨さんの代表作「感謝」をプリントした、マレンコ×木梨憲武コラボモデル。直筆サインとエディションナンバーつきで、50台限定の抽選販売。詳細は特設サイトにて。