筋肉美をもつ女神シリーズ15人目は、2020年下半期大会のミス・ビキニ部門で1位を獲得した、カン・ジュヨン。連載「マッスル美女」とは……
アニマルフローにハマった“スーパーダイエッター”
韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会である「MAX Qマッスルマニア」。そのなかでも特に華やかとされるのがミス・ビキニ部門だ。
ミス・ビキニ部門は“マッスルマニアの華”と称されており、鍛え上げられた筋肉としなやかなボディラインを兼ね備えた、女性らしい健康美を競う種目で知られる。
今回紹介するカン・ジュヨンも、2020年下半期大会のミス・ビキニ部門で1位を獲得した美ボディの持ち主だが、彼女は急激に体重増加するも地道な努力で減量に成功した“スーパーダイエッター”でもある。
「大会に優勝した後、すごく太ってしまったんです。オフシーズンに今まで我慢していた食欲が爆発してしまったのが原因で…。鏡に映った自分の変わり果てた姿を見て唖然としました」
暴飲暴食を繰り返して一気に8キロも太ってしまったというカン・ジュヨンは、一体どのようにしてダイエットを成功させたのだろうか。
「日常生活で実践できることから始めていきましたね。例えば、“毎日水を2リットル飲む”“1日1食必ずサラダを摂る”“お腹がいっぱいになったらスプーンを置く”“エレベーターではなく階段を使う”などのマイルールを設定したりして。
ダイエットに慣れたら、毎日30分ほどのランニングに筋トレ、ピラティス、そして、“アニマルフロー”を重点的に行ないました」
アニマルフローとは、動物的な動きで全身をフル稼働させる海外で流行中のトレーニングの一種。一つひとつの動きが肉体理論を元に構成されたダンスのようなエクササイズだ。
「ヨガやピラティス、パルクールの要素が取り入れられていて。やってみると面白くてハマっちゃいました」
食事制限にさまざまな筋トレ、マイルールまで決める徹底ぶり。一歩ずつだが、着実に積み重ねた努力によって、カン・ジュヨンは2ヵ月で8キロの減量に成功した。さらに、アニマルフローで全身を満遍なく鍛えたことによって、以前よりも健康的でバランスの良い体型も手に入れた。
しかも彼女は最近、アニマルフローのインストラクター資格も取得したという。
「今後はより多くの方々に身体を動かすことの楽しさ、健康的なダイエット方法や、自信の付け方、モチベーションの上げ方などを伝えていきたいですね」
絶え間ない努力と挑戦によって、目指したゴールを見事に達成したカン・ジュヨン。彼女の今後の活躍にも期待が高まるばかりだ。
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■連載「マッスル美女」とは……
健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている昨今。お隣・韓国でも全国各地で大小さまざまなボディビル大会や"美ボディ・コンテスト"が開催されており、ここから輩出された"マッスル美女"たちが脚光を浴びている。美しくもしなやかな筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。