筋肉美をもつ女神シリーズ13人目は、“次世代ビキニクイーン”パク・ウネ。連載「マッスル美女」とは……
フィットネス大会で2冠を達成した“次世代ビキニクイーン”
韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会「MAX Qマッスルマニア」2021年下半期大会でミスビキニ部門とスポーツモデル部門の2冠を達成し、“次世代ビキニクイーン”としてその名を馳せる、パク・ウネ。
彼女はフィットネス選手として活動する傍ら、江南(カンナム)で中国語講師として働いている。さらには中国語とファッションを紹介するYouTubeチャンネル「チャモンチューブ」で人気ユーチューバーとしても活躍しており、「三足のわらじ」を履きこなす“スーパー美ボディガール”なのだ。
173cmの長身を誇り、スタイルも抜群のパク・ウネ。その美しい体型は長年の努力の賜物のように見えるが、一体どのように磨き上げてきたのだろうか。
「もともと汗を流すことが好きなタイプではなかったんですよ。どちらかというとスポーツやトレーニングとは無縁の生活を送っていたんです。ただ、知人がフィットネス大会に出場していて、初めて身体を鍛えてそれを競い合う大会があることを知りました。努力しながら自分を変えていく選手たちの姿を見て、トレーニングに興味が湧いたんです!」
ただ、中学、高校まで女子校で学び、マシントレーニングの経験もゼロに等しかった彼女にとって、身体に負荷をかける筋トレや食事制限はかなり過酷だったという。
「何度も諦めたくなりましたよ。ですが、そんな考えがよぎるたびに、トレーニングで変化する自分を想像しながら気持ちを切り替えていました」
諦めない魂を持つ者に日は必ず昇る。パク・ウネは10kgの減量に成功してみせた。元々のスラリとした長身にメリハリボディが合わさり、健康的で美しい身体を手に入れたのだ。
そんな努力の末に迎えた『2020 MAX Qマッスルマニア・オリエント・チャンピオンシップ』。パク・ウネはミス・ビキニ・オープントール部門2位、コマーシャルモデル部門3位を受賞。初出場にもかかわらず強い存在感をアピールして鮮烈なデビューを果たした。
ユーチューバーとして活躍していた知名度に加え、フィットネス選手としての実力も合わさり、韓国で最も知名度の高いフィットネス専門誌『MAXQ』で人気モデルトップ10にも抜擢。惜しくも1位にはなれなかったが、星の数ほどいる選手のなかから選ばれたのだから名誉なことだ。
パク・ウネはその後もトレーニングで己を磨き続け、デビューからわずか1年で、冒頭で紹介した大会に出場し、最も注目度が高いと言われるミス・ビキニ部門とスポーツモデル部門でグランプリに輝く。見事“二冠王”となり、その華やかなルックスと、野心とガッツを見せつけた。
グランプリで大きな注目を集め、“いま最も旬な選手”のみが表紙を飾ることができる『MAXQ』で念願の単独表紙、しかも創刊10周年という特別号で表紙モデルを務めたパク・ウネ。5万人ほどだったチャンネル登録者数は今や、16万人を突破しているらしい。
ただ、さらに大きな目標を描いているようだ。
「念願のグランプリと『MAXQ』の表紙を飾ることができたので、これからは世界を代表するフィットネス大会に出場して、私の名前を世界中に知らせていきたいです!」
大きな目標であればあるほど、人は奮闘し、輝いていく。パク・ウネの地道な努力とそれによって彼女が手にしていく栄光は、今を生きる人々にこれからも大きな勇気を与えることだろう。
■連載「マッスル美女」とは……
健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている昨今。お隣・韓国でも全国各地で大小さまざまなボディビル大会や"美ボディ・コンテスト"が開催されており、ここから輩出された"マッスル美女"たちが脚光を浴びている。美しくもしなやか筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。