HEALTH

2022.11.21

男性不妊治療専門家が解説! 知っておくべき、妊活の基礎知識

なかなか相談しづらい男性不妊。精液検査に加え、超音波検査も詳しく行う男性不妊治療専門のクリニックを訪ねた。【特集 メンテック最新案内】

メンテック 男性不妊

男性不妊には、精子の数や動きに問題がある、または精子がいない「造精機能障害」。性交渉ができない「性機能障害」。精子があっても出られない「精路通過障害」が存在する。

意外と知らない不妊事情。不妊は男性にも問題あり!?

日本人カップルの6組に1組は不妊に悩んでいるといわれる昨今。男性の不妊治療専門の、恵比寿つじクリニック助川 玄副院長に話を聞いた。

「35歳を過ぎると、妊娠しづらくなるくことは知られていますが、卵子だけでなく、精子も老化現象が起こる。妊活を半年続けても妊娠しない場合、負担の少ない男性から男性不妊治療専門医のいる施設での検査をお薦めします。実は不妊の50%以上は男性にも原因があるからです」

不妊検査は女性の場合、身体的苦痛と精神的ストレスを伴う。一方、男性の検査は、採血の痛みに耐えるくらいで負担が圧倒的に少ないという。

「不妊は夫婦の問題。なのに、男性から先に検査機関へと足を運ぶことが少ない。ですから男性から検査を始めることで女性の負担を減らせるのです」

精液検査の診察だけでなく、専門の検査技師による精度の高い超音波検査、不妊手術も専門診療ならではだという。

「精子の状態が悪いのに、女性が苦痛をともなう体外受精を行うケースも多い。メンテックの概念とともに不妊に対する見識も広まればいいですね」

男性不妊治療 5つの基礎知識

1.35歳くらいから精子の質が低下
2.成人男性の約20人にひとりは男性不妊症
3.精液≒精子
4.精液検査で自分の状態を知る
5.睾丸を温めない

メンテック 男性不妊

恵比寿つじクリニック副院長 助川 玄
1976年東京都生まれ。男性不妊で悩む1000名以上を診察、治療へと導いてきた。「不妊でお悩みの方、まずは精液検査から受診してください」

問い合わせ
恵比寿つじクリニック TEL:03-5768-7883

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TEXT=綾波 晃

PHOTOGRAPH=筒井義昭

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