HEALTH

2020.04.15

"爽快に目覚める"のための肩甲骨ストレッチ【おうちで動画レッスン】

仕事で闘う「ビジネスアスリート」には、スポーツアスリートのそれにも共通する心身のスキルが求められる。とはいえ、日々の疲れやストレスは避けられず、うまくリリースできなければ、悩みやトラブルは増す一方。そこで、多くのビジネスアスリートが抱える悩み別に、おうちですっきり解消できるエクササイズやトレーニングを紹介する。【吉田輝幸の目指せ!ビジネスアスリート17】

Teruyuki Yoshida

「すっきり爽快な目覚め」のための肩甲骨ストレッチ

目は覚めても頭がぼんやりする。なかなかベッドから出る気にならない……。眠りの悩みは、起きた時に感じることも多い。特に、低血圧の人は体がしっかり起きるまでに時間がかかることもある。気分よく効率的に過ごすためには、眠り(オフ)と覚醒(オン)を上手に切り替えることが不可欠だ。

それには、寝起きに軽いストレッチを行うこと。睡眠中は体温や血圧が下がっているのだが、ストレッチによって十分な酸素を体内に取りこんでやると、全身の血流が促され、目覚めのスイッチが入れやすくなる。

そこで吉田輝幸さんが特におすすめするのは、肩甲骨のストレッチだ。

「夜、ストレッチで姿勢を整えてから眠ることは前回お伝えしましたが、それでも不自然な体勢で寝ていたりして、体には多少の負担がかかっています。これをスッキリ解消できるのが、肩甲骨のストレッチ。肩甲骨まわりは、仕事中あまり動かさない場所です。寝ている間に凝り固まった状態のままで仕事をしていては、肩こりになってもおかしくありません。ここを朝のうちに活性化させておけば、日中の動きもスムーズになります」

ベッドから出る前、寝たままの姿勢で行えて、運動量も少ないから習慣化しやすい。背筋を目覚めさせれば、胸を張りやすく猫背も解消。スーツもビシッと決まるというわけだ。

#Y・Wストレッチ

目的・効果:大きな筋肉をゆっくり動かす動的(ダイナミック)ストレッチで、血流をよくして目覚めを促す。各10回。

最高のパフォーマンスを出せる体をつくるために必要なのは、「6つの歯車」。今回のストレッチは、その中の①コレクティブエクササイズ/体のクセや機能不全を改善して正しい使い方に導く。

Teruyuki Yoshida
パフォーマンス、スペシャリスト。トレーナー歴25年で数多くのトップアスリート指導からヒントを得て最短で最大の効果を出せる「コアパフォーマンス®︎」を考案し、数多くのトップアスリートやアーティスト、ビジネスパーソンのトレーニング指導を行っている。

TEXT=野田まゆ

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

COOPERATION=LDH SPORTS

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