陽光が降り注ぎ、南国特有の気候が気持ちのいい丘陵地には、雄大な自然に融和した、戦略性の高い18ホールズが広がる。鹿児島市の中心地から約20km。九州を代表する人気コースを紹介する。 ※アコーディア・ゴルフのゴルフメディア「SHIBAFU」の提供記事。
クラブ選択が難しいコースがゴルファー心をくすぐる
活火山のある桜島をはじめとした雄大な自然。名湯として人気の霧島温泉や指宿(いぶすき)温泉など全国屈指の温泉地として知られ、西郷隆盛ゆかりの地であり、歴史にちなんだスポットが豊富な鹿児島県。
そうした観光巡りも良いが、ゴルファーならばぜひ訪れてほしいのが「鹿児島ガーデンゴルフ倶楽部」だ。
桜島と霧島を望むなだらかな丘陵地にある鹿児島ガーデンゴルフ倶楽部は、自然の恵み豊かな大地の造形を生かしたコースレイアウトが特徴。
美しく、かつ戦略性に富んだホールが、訪れたゴルファーを魅了する。
「このコースは18のホールすべてが魅力!」と話す西支配人に、名物ホールを聞いてみた。
「6番ホール、516ヤード・パー5の打ち下ろしのロングホールは眺望が美しいうえに、戦略性が高いことが魅力です。第1打をドライバーで飛ばせればフェアウェイの傾斜部分に落ちるので、ボールが転がってさらに飛距離が伸びます。
ツーオンの可能性が高くなりますが、注意しなければいけないのはアドレス! 傾斜地の途中にボールが止まるため、左足下がりでグリーン狙いのショットを打たなければいけないので、リスクも高くなります。ですから『飛ばすか? 刻むか?』の判断と、クラブ選択が難しいのです」
その他のホールも同様に、ハザードを避けたりグリーンまでの距離を考慮したり、つねに飛ばすか、刻むかの二者択一を迫られるシーンが多いという。
まさにアスリートマインドをくすぐるコースだ。
例えば11番ホールは、331ヤード・パー4はフェアウェイ横の大きな池が要注意。
ティーショットを上手くフェアウェイに打てたから「よし、ツーオンを狙うぞ!」と意気込むと、グリーン手前を横切って左奥へと続くクリークに注意しなければいけなくなる。つまりここでも飛ばすか刻むかを熟考させられる。
また、18番、409ヤード・パー5のやや左ドッグレッグのロングホールは、第2打、第3打に要注意。
グリーン手前にクリークがあり、その手前フェアウェイ右横にバンカーが2つ並んでいて、さらにグリーン右横にもバンカーが1つ待ち構える。
そのため、グリーンを狙ってちょっとでも距離が足りなかったり、方向がブレたりすると、3つのバンカーのいずれかに捕まってしまう。飛ばしてグリーンを狙うのか、それともグリーン手前に刻むのか...思案のしどころだ。
3つのホールのリスクを強調してしまったが、ゴルファーにとっては己の「ショットのスキル」と「正しいコースマネジメント」を試されることほど面白いものはないはず。
「鹿児島ガーデンゴルフ倶楽部を訪れたお客さまは必ず魅了され、そして何度プレーしても魅力は色褪せません」と西支配人話す。
2023年8月のリニューアルでは特に女性ゴルファーを意識して、トイレや浴室などの設備をリニューアルした。
コースも綺麗に整い、アスリートマインドくすぐる鹿児島ガーデンゴルフ倶楽部。鹿児島県内や近県のゴルファーはもちろん、大阪や東京のゴルファーも九州旅行の際にはぜひともプレーしてほしい。
■鹿児島ガーデンゴルフ倶楽部
住所:鹿児島県鹿児島市直木町6000
TEL:099-278-5200
アクセス:九州自動車道・松元ICから13km(10分)
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