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GOLF

2022.03.19

力加減ではダメ! 短い距離のバンカーショットの打ち方──連載「吉田洋一郎の最新ゴルフレッスン」Vol.184【動画解説】

世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベターの愛弟子・吉田洋一郎による、最新ゴルフレッスンコラム184回目。多くのアマチュアゴルファーを指導する吉田洋一郎コーチが、スコアも所作も洗練させるための技術と知識を伝授する。

【力加減であわせようとすると失敗する】

グリーンを狙ったセカンドショットが良い当たりで、「ひょっとするとバーディーチャンスか!?」と喜んだのも束の間、距離が足りずにボールが手前のバンカーに吸い込まれる。そんな経験をしたことがあるゴルファーは多いのではないだろうか。だが、このような状況で気落ちしていると更なるミスを引き起こしてしまう。「あともう少しでグリーンに乗っていたのに」などと、気持ちを切り替えられないままバンカーショットを打つと、バンカーからの脱出に失敗して大ケガになることがある。

一概にバンカーショットといっても、ピンまでの距離が違えば難易度は異なる。特に距離の近いバンカーショットは「いくらバンカーといっても、ピンまではすぐそこだから、そんなに難しい場面でない」と考える人がいるかもしれない。しかし、近い距離のバンカーショットの打ち方を知らないと、ダフってバンカーから出なかったり、ボールを直接打ってしまってホームランになってしまったりとトラブルの原因になる。

特にバンカーが苦手な人に多いのが「短い距離だから、強く打たないようにしよう」とインパクトの力加減で距離を調整しようとして起きるミスだ。インパクトを弱めて距離を調整しようとすると、インパクトでクラブヘッドが減速した「緩んだ」状態になる。どのショットでも大事なことだが、インパクトの力加減で距離の調整をするのではなく、ヘッドを加速させながら一定の力加減でボールをとらえることが大事になる。

【距離が近いほどボールから離れる】

パッティングであれば距離感は振り幅で調整するが、バンカーショットでは振り幅を調整する前に、ピンまでの距離に応じたセットアップをする必要がある。

ピンまでの距離が短いバンカーショットのアドレスは、ボールから離れてハンドダウンに構え、リーディングエッジが右を向くようにしてフェースを開く。このようなアドレスをすることで、フラットなスイング軌道と開いたフェースによって、フワりと上がるボールが打てる「飛ばないアドレス」になる。振り幅を調整する前に、どれだけ振っても飛ばないようにセットアップをすることが大事になるのだ。

逆にグリーンまで距離があるバンカーではボールに近づき、クラブフェースを開かず、アップライトな軌道でスイングをする。ボールを遠くに飛ぶためのセットアップをすることで、強く打たなくても距離を出すことができる。

インパクトでクラブヘッドを砂に打ち込もうとしたり、減速しながらインパクトをしてしまう人は、バックスイングよりもフォロースルーを大きくすることに気をつけてほしい。フォロースルーを大きく取ることを意識することでクラブヘッドを加速させ、砂の抵抗に負けずに振り抜くことができる。加速したインパクトができると、砂の上でバウンスが滑り「パン」という乾いた音が出るようになるので確認してみてほしい。

振り幅の例として、バックスイングの高さを左腕が地面と平行になるところまで上げた場合、フォロースルーは右腕が地面と平行のポジションより大きくなるように振ってほしい。左右対称ではなく、フォロー側が2割ほど大きくなるように気を付けることで、ヘッドが加速しながらインパクトをすることができる。

バンカーショットが練習できる環境であれば、アドレスの体とボールの距離を変えながら、どれぐらいボールが飛ぶか確認しながら練習をしてみることをお薦めする。その際、極端に距離を変えてみるといいだろう。特にボールに対して離れて構えるときは、腰を落として腕を伸ばし、かなり遠く感じるまで極端に行ってほしい。極端に遠いアドレスを試してみて、どれだけ振っても飛ばないということが理解できれば、躊躇なくヘッドを加速させて振り抜くことができる。まずはセットアップを変えることで遠近の距離を設定し、次に振り幅によって細かい距離を合わせるようにしてほしい。

ボールがバンカーに入っても、しっかりリカバリーできる自信がつけば、余裕をもってプレーできるようになるはずだ。バンカーショットのスキルを高め、ピンチをチャンス変えてほしい。

【連載「吉田洋一郎の最新ゴルフレッスン」はこちら!】

TEXT=吉田洋一郎

PHOTOGRAPH=小林 司

COOPERATION=取手桜が丘ゴルフクラブ

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