ラウンドすればその人の人となりがわかる。ギアを見ればその人のゴルフなりがわかる。ゴルフ基地を見ればその人のゴルフ愛がわかる。ゴルファーのこだわりが詰まったゴルフ好きには堪らない空間を紹介する。

本芝と変わらない質感と機能を備えた「プログリーン」で施工した練習場。パッティングからアプローチまで、多彩に練習できる。
ゴルフ場から30分圏内!週末ゴルフで英気を養うためのゴルフ用別邸/会社役員Y氏
週末には自宅のある大阪から兵庫県のゴルフ場に通っていたというY氏。移動時間がもったいないと、メンバーであるゴルフ場から30分圏内の場所に別宅を建てたのは2018年だった。折角ならと、300坪の敷地を生かしてアプローチ練習場をつくったという。
「週末をここで過ごすようになってから、ハードな日々から解放され、自然を感じる余裕ができました」

お気に入りの最強ギアは、「スコッティキャメロン サークルT 」のGSSパター。ウェア含め、クラシックで上品なスタイルが好みだという。

最新モデルやトレンドなどもチェックして、揃えているクラブ。別宅には3セットを常備する。
18歳で父に連れられてゴルフデビュー。わずか1年でスコアは100を切った。以来、40余年の間、週2〜3回はラウンドを愉しむ。数年前には、BSの番組でシニアプロとのプレーに挑み、互角に戦うほどの腕前だ。
それでも、ラウンドを終えると反省点が出てくるから、別宅に帰るとすぐに練習場に立つ。
「懇意にしているプロのアドバイスで、さまざまなパターンのシミュレーションができるよう設計しました」

ホテルのようなゲストルームはシングル2室とツイン1室。

シューズはスニーカータイプではなく革製のみ。
友人たちが泊まれる部屋もつくり、ラウンドした日は、一緒に練習や食事をすることもある。
「ゴルフは人とのつながりを深めるスポーツ。仲間とゴルフ漬けの休日を過ごすと、リフレッシュできます。ここは気力も体力も保てる場所です」