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FASHION

2023.12.03

もはやアート作品! 自然や神話をモチーフにしたカストロ スミスのジュエリーとは

連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」。今回は、先日ロンドンから来日したデザイナーのカストロ・スミス氏。インタビューとともに。

カストロ・スミス氏

小さなジュエリーのなかに広がる無限の世界

動物や植物をモチーフにした、繊細なエングレービング。その緻密な描写に和の面影を感じさせるが、実はデザイナーのカストロ・スミス氏は日本との関係が深い。

「2017年から1年間、東京に住み日本の金属加工技術を学んだんだ。僕は学びたいことがあると、必ず現地へと足を運ぶ。単に技術を習得するだけでなく、その場から感じられるインスピレーションが重要だから」

彼のクリエイションの根底にあるのは、心象の具現化。といっても決して空想ではなく、実在するものの本質をどう捉えるかが大切と語る。

「目の前のものをそのまま捉えるのではなく、その奥にある魅力を探ること。単なる具現化ではなく、自分がどう感じ取るかによって表現は変わるんだよ」

その言葉どおり、彼が描くモチーフはどれも物語を感じさせる。小さなジュエリーのなかに無限の世界が広がっている。

手に取った瞬間、思わず見入ってしまう

ロンドンを拠点に活動するカストロ・スミス氏の作品には、手作業で金属の表面を彫りこむエングレービングという手法が用いられる。

カストロ・スミスのジュエリー
カストロ・スミスのジュエリー(数字入り)
ハートリング¥496,100、ウーブリエト リング¥627,000、[参考商品]、[参考商品]、[参考商品]、スワロウ&ハミングバード¥507,100、アップル コア ペンダント¥518,000、[参考商品]、3チャーム ネックレス¥326,700、10 コブラ リング¥608,300(すべてカストロ スミス/ドーバー ストリート マーケット ギンザ TEL:03-6228-5080)

モチーフは、動物や植物、神話などを軸としたシンボリックなものが多く、は心臓を彫りこみ色付け。は、ツバメと桜という和なモチーフを採用する。のペンダントは、リンゴの芯にまといつくムカデという、まさに神話の世界を彷彿とさせる。色付けにおいては、セラミックやロジウムなどが用いられ、ゴールドと鮮やかなコントラストを描く。

■連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」とは……
時にファッションとして、時にシンボルとして、またはアートに……。ジュエリーを身につける理由は、実にさまざまだ。だが、そのどれもがアイデンティティの表明であり、身につけた日々は、つまり人生の足跡。そんな価値あるジュエリーを紹介する。

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TEXT=安岡将文

PHOTOGRAPH=秦淳司

STYLING=櫻井賢之

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