Tシャツは、チョイスひとつで、その人のセンスが克明に示されるといっても決して過言ではない。たかがTシャツ、されどTシャツ、である。ラグジュアリーブランドの最新から、マニアも唸るヴィンテージまで、夏を彩る厳選のラインナップをご覧あれ。Tシャツ、ボーダー編。スタイリスト・野口強による連載「The character of G」。
1. マルニ
計算されたボーダーのピッチとカラフルな配色バランスが、アーティスティックなブランドのカラーを物語るマルチボーダーTシャツの3枚パック。トーンは似ていても印象が微妙に異なるので、日替わりで着こなしてもいい。
2. ストア
100色以上ある生地から1枚ずつ配色を決めているストアのマルチボーダーアイテム。サイズが豊富で、ユニセックスに加えロンパースなどの子供服もあるので、パートナーや親子でおそろいのコーディネイトをしても楽しい。
3. ジョン スメドレー
上質のシーアイランドコットンを編み上げたボーダーTシャツは、ネイビーにグリーンを重ねたテクニカルな配色に注目したい。シャドウのような立体感を感じさせるエフェクトが、アイテムに豊かな奥行きを添えているのも見事だ。
4. セント ジェームス
フレンチシックの定番であるボートネックTシャツのフォルムはそのままに、薄手のコットン素材を用いて軽やかな着心地にアップデート。黒×ウォッシュグレーのシックな配色とともに、スタイリングの鮮度も格段にアップすること間違いなし。