FASHION

2023.06.17

マルコムXから着想、 サイ×グローブスペックスの最上級サングラス【夏の最上級ギア#29】

強烈な陽射しが照りつける夏は、サングラスが必需品。世界的に信頼されている日本製のなかでも、ギラつきをカットしてクリアな視界を得られる偏光レンズを選べば完璧だ。【2023夏の最上級ギア#29】サイ スペックス(SCYE SPECS)のサングラス。

サイ スペックス(SCYE SPECS)のサングラス

アイコンの流儀が宿るサングラス

時代を超越したファッションアイコンとして、手本とされ続ける人物がいる。

どんなに時代が変わってもその魅力が色褪せないのは、彼ら、彼女らが流行や他者の目にとらわれることなく、身に付けるものを自身の“スタイル”の一部として選び抜いたからに違いない。

そんなアイコンのひとりである活動家マルコムXが掛けていた眼鏡から着想したのが、サイ スペックスのコンビネーションサングラス「マリク」だ。

彼の強い意志と眼光を象徴するブロウフレームのシェイプや装飾はそのままに、クリアタイプのプラスチックとゴールドトーンのメタル、淡いブラウンのレンズを採用。

凛とした強さと優しさを併せもつ、モダンなサングラスに生まれ変わった。

キャデラックにも採用されたデザイン

ファッションブランド「サイ」とアイウェアショップ「グローブスペックス」のコラボレーションブランドが展開するサングラス「マリク」。

アクの強いブロウフレームにクリアプラスチックと肌馴染みのいいゴールドトーンのメタルを採用することで、誰もが掛けやすい1本に仕上がっている。

フロントとテンプルの接合部分には、マルコムXが生きた1950年代のアメリカで大流行し、キャデラックやゼネラル・エレクトリックの冷蔵庫などにも採用されていた装飾デザイン「スピードライン」が。

文字通りスピード感を表現し、当時は高度に発達した未来を予見させるデザインでもあったが、現在から見るとレトロフューチャーな印象を受ける。

サイ スペックス(SCYE SPECS)のサングラス

「スピードライン」と呼ばれる、フレーム横にあるライン。未来感があり、スピード感のあるデザインとして1950年代に生み出された。購入時にオプションで有償にて偏光レンズへ変更可能。¥55,000(サイ スペックス/グローブスペックス エージェント TEL:03-5459-8326)

 

 

TEXT=竹石安宏(シティライツ)

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

STYLING=久保コウヘイ

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