時にファッションとして、時にシンボルとして、またはアートに……。そんな価値ある最新ジュエリーを紹介する。今回は、ギタリスト・MIYAVIが身につけるジュエリーという名のアート「ティファニー」。連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」とは……
美しいものは、美しい。ただそれだけの話
ダイヤモンドの輝きに魅了されるのは、何も女性だけじゃない。ステージの上でギターをかき鳴らす一見ワイルドな男であっても、その高貴な輝きに目を奪われる。ジュエリー界こそいち早くジェンダーレスを受け入れてきたように思える。
この「ティファニー ビクトリア™ コレクション」は、凛と生きる洗練された女性へ向けたコレクションと銘打つ。しかし、このブレスレットは炎のような眩しい輝きを放つハイクオリティなダイヤモンドをふんだんに使用し、手に取った者を惹きつける。見てのとおり男性のコーディネイトにおいても、むしろそのギャップが互いの美を際立たせる相乗効果を果たした。
そのブレスの名は、「ティファニー ビクトリア™ ミックス クラスター ブレスレット」。実に計6.25カラットものダイヤモンドがあしらわれている。
完璧に調和されたジュエリーは、男に色気を与える
フローラルのようなパーツのみならず、リンク部分にも贅沢にダイヤモンドをあしらう「ティファニー ビクトリア™ オルタネーティング グラジュエイテッド ネックレス」。
マーキスシェイプのダイヤモンドを計7.2カラット、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドを計5.52カラット。異なるカラットを組み合わせることにより表現した多彩な煌めきは、確かに女性的な美しさをアピールする。
しかし、炎の輝きに着想を得たモチーフとあり、どこか情熱がにじむ。そんな繊細なつくりと情熱の共演は、男の胸元をセクシーに見せる。ならば、コーディネイトにおいて色使いは不要。黒にダイヤモンドというシンプルな合わせで、存分に華やかだ。
■連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」とは……
時にファッションとして、時にシンボルとして、またはアートに……。ジュエリーを身につける理由は、実にさまざまだ。だが、そのどれもがアイデンティティの表明であり、身につけた日々は、つまり人生の足跡。そんな価値あるジュエリーを紹介する。