装いのお洒落度はトレンドだけでは計れない。新鮮さやバランス、季節感など多様な要素が関わり、それらはテクニックが決する。小物使いの小技から全身で体現する大技まで、ゲーテ厳選の旬技で洒脱巧者を目指したい。ウェア編はこちら
1、バイカラーシューズで華やかな足元に
明るく開放的なこれからの季節は、足元でも季節感を演出したい。柔軟なスエードのスリップオンのなかでも、明るめのバイカラーモデルなら華やかな軽快感が漂う。名作「ロペス」は履き心地も軽やかだ。
2、ブラックジャケットをストリートに着る
洒落者の常套手段が、あえて対極的なテイストを組み合わせるはずしのテクニック。フォーマルなブラックジャケットに、ベースボールキャップやトートバッグなどのストリートカジュアルを合わせる装いはその好例だ。高密度のウールシルク素材を用いたジャケットは、格式高い席でも通用する。
3、クリアフレーム×フラットレンズで80's風味
近年の潮流のひとつが、レトロなʼ80年代テイスト。その代表的アイテムが、クリアフレームにフラットレンズを合わせたレトロフューチャーなサングラスだ。直営店限定モデル「787」は細身でかけやすい。
4、クラシックな顔にモードのハイブリッド
近年クラシックとモードという対極の融合が、新しい世界観を生みだしている。オフホワイトとチャーチのコラボモデルもハイブリッド感が新鮮。第一弾は入手困難な希少品だが、第二弾が近日発売予定。
5、アタッシュケースをモードに昇華する
スクエアで硬質なアタッシュは、都会的なモードと好相性。ディオールの新作「ディオール ロック」は、新アイコン「CD ダイヤモンド」柄のキャンバスが貼られており、スタイリッシュなアクセントに。
6、キャッチーなブランドロゴでインパクト
アイコニックなロゴ入りアイテムはトレンドであり、装いのスパイスにもなる。フェンディとヴェルサーチェによる話題のスワップコレクション「フェンダーチェ」のビッグロゴ入りバッグなら、注目度も抜群。ブラック×ゴールドで、ラグジュアリーな雰囲気も醸しだせる。
7、白ではなくパステルピンクで色めく足元
大人の休日スタイルといえば、白スニーカーが定番。だが、それをトレンドのパステルピンクに替えれば、モダンで華のある足元で差別化できる。ゼニアのアイコンスニーカー「トリプルステッチ」の新作は、絶妙にくすんだ色調と色味が落ち着いて見えるスエード素材により、パステルカラー初挑戦でも断然トライしやすいはずだ。