靴からコーディネイトを考える洒脱巧者が多いように、実のところファッションの要はボトムスにある。そこでゲーテディレクター島田明が旬の靴とパンツを軸に、洒脱な装いを完成させるコーディネイトの法則を解説。ボトムスからの冬の着こなし、ぜひともアップデイトを。
グレースニーカー╳コーデュロイパンツには、ニットにブラックブルゾン
「今季の世界的トレンド素材であるコーデュロイ。パンツが主流ですが重厚で野暮ったくなりがちゆえ、グレーのスニーカーで都会的な軽快感をプラス。ブラックのブルゾンによるモードテイストも、野暮ったさを抑えるのに有効です。インナーは子供っぽくならないように、上質でリラックス感のあるクラシックなクルーネックセーターがベター」
Used Pants & GUCCI

スニーカー¥96,800、ブルゾン¥478,500、セーター¥126,500(すべてグッチ/グッチ ジャパン クライアントサービス TEL:0120-99-2177) 古着のパンツ¥4,290(原宿シカゴ TEL:03-5414-5107) ヘッドフォン、ベルトは私物
鮮やかなアイテムをブラックで引き立てる、キャッチーな着こなし
「GGパターンやウェブなどのアイコンを散りばめたグレースニーカーは、アイキャッチな要素が満載で、シックなブラックのコーデュロイパンツで引き立てます。それと同じ組み合わせを鮮やかなGGパターンのセーターとエンボスのブラックレザーブルゾンにより、トップスでも採用。キャッチーなアイテムが際立つ着こなしです」
PT TORINO & LORO PIANA

スニーカー¥97,900、ブルゾン¥495,000、セーター¥132,000、Tシャツ¥64,900(すべてロロ・ピアーナ/ロロ・ピアーナ ジャパン TEL:03-5579-5182) パンツ¥39,600(ピーティー トリノ/PT ジャパン TEL:03-5485-0058)
グレー基調でかなう大人のストリートスタイル
「スニーカーにコーデュロイパンツ、MA-1タイプのブルゾンという、ストリートスタイルを象徴するようなコーディネイト。子供っぽくなりがちな着こなしですが、ネイビー、ブラウンに並ぶ、成熟した男性の三大カラーの一角、グレーを基調にすれば大人らしい雰囲気に。パンツのテーパードシルエットもポイントです」
EMPORIO ARMANI & SERGIO ROSSI

スニーカー¥104,500(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス TEL:0570-016600) パンツ¥66,000、ブルゾン¥73,700(ともにエンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070) セーター¥47,300(シーピーカンパニー/トライステイトジャパン TEL:03-6455-4332)
エレガンス薫るライダースの着こなしが新鮮
「ライダースタイプのブルゾンは、とかくブラック基調でハード系やモード系にまとめがちでした。そこでボトムスのコーデュロイパンツとスニーカーをグレーに統一すると、エレガントで落ち着きのあるニュアンスが生まれ、大人でも着こなしやすくなります。インナーのセーターのリッチな風合いも大人らしさに貢献」
Used Pants & FENDI

スニーカー¥118,800、ブルゾン¥1,094,500、セーター¥90,200(すべてフェンディ/フェンディ ジャパン TEL:03-3514-6187) 古着のパンツ¥7,480(ベルベルジン TEL:03-3401-4666)
シックで若々しいスポーティモードにシフト
「ランタイプのスポーティなスニーカーは、継続して足元のトレンドのひとつです。スタイルまでスポーティになると子供っぽく振れがちなので、コーデュロイパンツとブルゾンはブラックで統一。シックなモードテイストを基調にするのが正解です。重くならないように、セーターはホワイトで軽快な抜け感を作ります」
AKIRA SHIMADA
1963年東京都生まれ。雑誌『MEN’S CLUB』にて編集者としてキャリアをスタート。その後、雑誌『LEON』で編集長代理、『Esquire』でファッションディレクターを経て、2011年より小誌ファッションディレクターに就任。現在、Patrick CoxやHEADなど国内外のブランドのディレクターも務めている。