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2020.12.09

漫画プレゼンター山脇麻生が厳選! 悩みを解決してくれる漫画9選

どんな困難に直面しても、自分なりの答えを導きだす漫画のなかのキャラクターたち。彼・彼女らが紡ぐ物語は、仕事のあらゆる場面で役立てたい金言に満ちている!

CASE01. 対人関係で悩んだ時は?

職場で行き詰まっている人の多くは、人間関係で悩んでいるのでは? これまで異なる環境で生きてきた者同士、合わない人間が居るのは当たり前。そこに立脚すれば心も軽くなる。転職を考えているなら別だが、時には、歩み寄る態度も必要だ。自分に非がなかったかを改めて考えてみよう。一度の衝突で関係構築を諦めるのはもったいない。

ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~

『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』
瀬野反人
KADOKAWA 既刊3巻
©瀬野反人/KADOKAWA

新米言語学者のハカバは、師匠に代わって魔界に赴き、匂いや感触によって情報伝達を行うモンスターたちの文化や生活習慣を少しずつ理解していく。両者の間にすぐには理解できない壁があっても、歩み寄ることで意思疎通がはかれた時の喜びたるや。実際の対人関係も焦らず、距離を測っていきたい。

JKからやり直す シルバープラン

『JKからやり直す シルバープラン』
林 達永/原作
李 惠成/作画
キルタイムコミュニケーション 既刊2巻

裕福な家庭に生まれたもののバブル崩壊で家は没落。46歳でホームレス生活をしていた小百合は、暴漢に襲われた衝撃で女子高生時代にタイムリープする。失敗を踏まえて浪費と上から目線を止めた彼女は、改めて人間関係を構築し、大切なことを学んでゆく。変わりたいと本気で努力する者の前に道は開ける!

定本 宮本から君へ

『定本 宮本から君へ』
新井英樹
太田出版 全4巻
©新井英樹/太田出版

都内文具メーカーに勤める宮本 浩は、作り笑いができない営業マン。好きになった女性とはうまくいかず、ライバル会社のスマートな営業に得意先を奪われるも、全身でぶつかっていくことで男になってゆく。不器用でも「自分がどうあるべきか?」を問い続け、成熟していくプロセスは暑苦しくも美しい。

 

CASE02. 複雑な女性の心のうちを知りたい!

「女性の気持ちがわからない」「こう言うと、こう返されるのでは? 」と嘆くあなた! 頭のなかでつくり上げた女性像が、妄想で肥大化していることはないだろうか? 彼女らが何に悩み、何を求めているか? その時、周りの男たちはどう行動し、どんな事態を招いたか? 繊細な女心を知ることができれば、心の距離は一気に縮まる。

あした死ぬには、

『あした死ぬには、』
雁 須磨子
太田出版 既刊2巻
©雁須磨子/太田出版

映画のPR会社で働く本奈多子(ほんなさわこ)、子育てがひと段落して働きだした小宮塔子、実家に引きこもっている鳴神沙羅(なるかみさら)。かつての同窓生3人が登場するオムニバス。40代女性が直面する更年期障害や将来の不安、容姿の衰えやお金の悩みを、ユーモアを交えながら描く。多子の同僚でデキない男・梅木に注目!

1122

『1122(いいふうふ)』
渡辺ペコ
講談社 全7巻

一子(いちこ)と二也(おとや)は結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレスのふたりが選択したのは公認不倫だ。二也には一子公認の恋人・美月がおり、美月との恋に夢中になる二也を見ているうちに一子の心境にも変化が表れ始めて……。自分の気持ちを言語化し、相手に伝える作業を怠らないふたりがとった選択とは?

凪のお暇

『凪のお暇』
コナリミサト
秋田書店 既刊7巻
©コナリミサト(秋田書店)2017
※1話試し読みはこちらから

本当の気持ちを抑えて他人に合わせすぎた結果、過呼吸で倒れてしまった大島 凪(なぎ)、28歳。「自分を変えたい」とすべてを捨てて始めた新生活で、人間関係を再構築する。空気を読んでうまく立ち回ることがよしとされる風潮のなか、息苦しさを感じている人から共感を集めている本作を読めば、心が軽くなる!

 

CASE03. 世界の広さと歪みをダイジェストで知りたい!

世界中で起きている紛争や事件が、ほぼリアルタイムで配信される時代。「その国のことをもっと知りたい」と思う間に次のニュースが流れ、事の概要についてはよくわからない……なんてことはないだろうか? そこで読みたいのが海外マンガだ。ルポあり、かの地の文化がよくわかるオールカラー作品あり。その読書体験は見識を広げてくれる。

コバニ・コーリング

『コバニ・コーリング』
ゼロカルカーレ
栗原俊秀/翻訳
花伝社 全1巻
©花伝社

2013年、クルド人たちがシリア北部に確立した自治区「ロジャヴァ」。’15年、対イスラム国(IS)防御の砦となったその地に向かった作者が見たものとは? 殺戮の渦中にいても、民主制の可能性を押し広げようとする人々を「人間の道を照らす灯台」だと感じる著者。ある年の混迷の一端を克明に描く。

わたしが 「軽さ」を 取り戻すまで “シャルリ・エブド”を 生き残って

『わたしが「軽さ」を取り戻すまで
“シャルリ・エブド”を生き残って』
カトリーヌ・ムリス
大西愛子/翻訳
花伝社 全1巻
©花伝社

2015年、パリの週刊風刺新聞「シャルリ・エブド」の本社にイスラム過激派テロリストの2人組が乱入し、12人が殺害された。ある偶然によって生き残ったカトリーヌは「軽さ」を失い、イタリアへ飛ぶ。大きな喪失をアートや遺跡に触れることで少しずつ乗り越える過程に、“美”の圧倒的な力を感じる。

レベティコ  -雑草の歌

『レベティコ -雑草の歌』
ダヴィッド・プリュドム
原 正人/翻訳
サウザンブックス社 全1巻

レベティコとはブズーキと呼ばれる弦楽器で演奏するギリシャの大衆音楽のこと。舞台は1936年のアテネ。戦争が間近に迫り、ファシズムの道へ進もうとするギリシャで生きる音楽家たちの長い一日。オールカラーで描かれた地中海の強い日差しと、音楽と夜を愛するやくざ者たちのカッコよさに痺れる。

 

Mao Yamawaki
漫画編集者を経て、朝日新聞や、多くの雑誌で漫画関連記事を執筆。現在は海外マンガという新たな沼にどっぷりハマり、加速度的に増える蔵書の保管場所が目下の悩み。

TEXT=山脇麻生

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