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2021.10.01

いつの時代も最先端だった! 電動化時代はボルボが牽引する(後編)

EV時代到来と言われてはや数年、世界中で電気自動車の普及が急ピッチに進められている。しかし充電設備などインフラはとても十分とはいえない状況にある。そして何より電気自動車そのものが高額なものばかりだ。そんな中にあって、2030年までに電気自動車のみの自動車ブランドになると宣言したのがボルボ。今回は、PHEVを積極的に採用してきたボルボの代表的車種とその特徴を紹介する。【前編はこちら】

いつの時代も最先端だった!電動化時代はボルボが牽引する

日本人の乗り方なら十分にEV走行で賄える

PHEVであることのメリットは何か。XC40リチャージプラグインハイブリッド T5を例に紐解いてみよう。

新開発の3気筒1.5リッター直噴ガソリンターボエンジン(180ps)に81psを発する強力な電気モーターと自社開発の7速DCTを組み合わせて、スムーズで力強い走りを実現したモデルだが、最大の魅力は満充電で41km(カタログ値)のEV走行が可能であるということだ。

41kmと聞いて少ないと侮るなかれ。これは日本人の多くが1日平均で運転する距離とほとんど同じ。もちろん平均値だから当てはまらない人もいらっしゃるだろうが、かなりの人は該当するはず。

XC40リチャージプラグインハイブリッド T5を満充電させるのに必要な時間は実質3.5時間ほど。つまり、帰宅後にそのまま一晩充電しておけば翌日、ガソリンを使うことがないというユーザーのパターンも少なくないということ。

ボルボのエントリーモデル

XC40はボルボのエントリーモデルとして販売。全幅1875mmと扱いやすいサイズとなっている。EV走行可能距離は最大41km。ハイブリッド走行時には14km/ℓという優秀な燃料効率を誇る。XC40リチャージプラグインハイブリッド T5の車両本体価格は599万円〜。

臨機応変で最も合理的な選択

とはいえ流石に40km程度じゃ心許ないし、急用ができて回り道すればオーバーするし、そもそももっとたくさんの距離を移動するという方もいらっしゃる。

けれども、そこは完全なEVとは違ってエンジンを積んでいるPHEVだから心配は無用だ。40km以上は高効率のガソリンエンジンで走り、しかも回生システムや発電システムを使ってバッテリーを充電することも可能である。

普通のガソリン車と同様に(充電など気にすることなく)長距離ドライブも効率的に楽しむことができる。あるいは、街中の数キロだけ静かに走り、あとはエンジン+モーターのパワフルな走りを楽しむといった“臨機応変”なドライブもできるだろう。

だったらそもそも大容量のバッテリーを積んだ航続距離も300km以上の完全なEVを狙うという選択肢ももちろんあって良いのだけれど、外出先の急速充電器ネットワークや充電時間の長さなどを考えると、選択は個人のライフスタイル次第とはいえ、必ずどこかに不便が生じてしまう。

だったら初めから充電インフラに頼ることのないPHEVを選んだ方が今のところは合理的じゃないか、という判断もできるというわけだ。

XC40リチャージプラグインハイブリッド T5

XC40リチャージプラグインハイブリッド T5を始め、ボルボのPHEVは200V電源コンセントに対応。昼間に通勤や買い物に使って、夜間に充電すればガソリンをほぼ使わない走行も可能。

臨機応変なドライビングはPHEVの特権

ボルボが2025年に半分EVで半分ハイブリッド車と宣言した理由もまさにそこにある。

要するに、例えば急速充電器が充実したエリアにある車庫付きの家に住んでいて長距離移動はさほど必要ないという環境に恵まれた方であるならば今すぐにでもピュアなEVを選べば良い。そうでない方はPHEVを選んだ方が何かと便利で、環境にも優しい。

ちなみにボルボのPHEV車であればカタログ値で40〜45kmはガソリン要らず。話八分としても30kmはEV=ゼロエイミッションカーとして使える。冷静に考えて、日常の買い物や送迎などに使う分には全く実用的な数字であることは明らかだ。

ピュアモード

ピュアモードに切り替えることで、エンジンを掛けずにモーターのみで発進可能なPHEV。早朝の住宅地など、迷惑をかけたくない場合にも重宝する。

満ち足りた気分になれるボルボのPHEV

何よりボルボのPHEVは運動性能がたくましい。3気筒エンジンのXC40であっても、4気筒のXC60、はたまたフラッグシップのXC90であっても、滑らかで力強い加速フィールと安定したクルージングパフォーマンスが魅力である。同時に“やさしい運転”をドライバーに意識させるという奥の深さもある。

面白いことにボルボに乗っていると満ち足りた気分になって、例えばもっと速く走りたいだとか、あのクルマを出し抜きたいとか、決して思わない。ゆったりとマイペースで走ることがこの上なく心地よい。そんな気分にさせてくれる。

ボルボというブランドの安全神話に満ちた歴史と、磨き抜かれた最新のテクノロジー、そしてユニークでピースフルなデザインの三位一体が、最新ボルボをそのようなクルマへと仕立て上げているのだと思う。

ミドルサイズSUVのXC60

ミドルサイズSUVのXC60は、全グレード4WDとなっている。中でもリチャージモデルは俊敏なモーターが後輪を駆動させるため、マイルドハイブリッドモデルよりもパワフルな走りが可能だ。EV走行可能距離は最大39.4km。写真は2021年モデル。2022年モデルはフロントフェイスに小変更を加え、新インフォテイメント・システムを導入した。車両本体価格は844万円〜。

 

たC40リチャージ

ボルボは今年秋に、EV専用モデルとして設計されたC40リチャージの日本への導入を予定。一充電あたり420kmの走行が可能なクロスオーバーSUVだ。

 

問い合わせ
ボルボ・カスタマーセンター TEL:0120-55-8500

TEXT=西川淳

PHOTOGRAPH=デレック槇島(StudioMAKISHIMA)、茂呂幸正

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