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2021.02.23

元慶応ボーイのランボルギーニ・ジャパン新代表が見据えるビジョンとは?

カーライフエッセイスト・吉田由美は、クルマの最先端を肌で感じ続ける”現場主義者”。そんな彼女が「見て、聞いて、乗って、感じた」クルマの最新事情とは――。

東南アジアエリア担当から2021年1月に着任

昨年2020年9月、ランボルギーニ・ジャパンの代表を務めていたフランチェスコ・クレシ氏がイタリアの本社に戻り、新たにダビデ・スフレコラ氏がトップに就任しました。慶応義塾に留学歴を持つダビデ氏がランボルギーニに入社したのは2016年。それ以前は、他の高級自動車ブランドなどで活躍し、入社後はアジア太平洋オフィスで東南アジアエリアを担当し、ジャパンの代表に抜擢されました。しかし、このコロナ禍でなかなか来日できず、着任したのは今年1月から。今回、これからのランボルギーニの日本での展開について、お話を伺うことができました。

筆者 就任おめでとうございます。ダビデ社長は日本をどんな国だと思っていますか?

ダビデ氏 日本のカルチャーは素晴らしいです。私は観光で何度も日本に来ていますし、日本の大学でも学びました。社会人となり東南アジアに10年いましたが、日本はアジアの他国とも違うし、世界のどの国とも違います。文化はユニークで、お客様もユニークです。イタリアと日本の文化には共通点を感じます。それは3つの「D」ですが、Discipline(規律)、Dedication(献身)、Detail(ディテール)。規律を守り、献身的で細部にこだわった職人技という部分です。すべての高級ファッションやクラフトマンシップに通じていると思います。スーパースポーツカーには、ヘリテージがあり、デザインへのこだわり、そして細部までこだわるクラフトマンシップがあります。それは、日本の”匠”と似ていると思います。

筆者 このコロナ禍に日本に来ることは不安ではありませんでしたか?

ダビデ氏 去年9月に就任しましたが、海外の移動は容易ではありませんでした。国際的な手続きや荷造り、家族の移動も含めてとても時間がかかりました。

筆者 これから、ダビデ社長はどのように日本のお客様とコミニュケーションを取ろうと考えていますか?

ダビデ氏 今は1対1で会うのはなかなか難しいですが、コロナが落ち着いたらこの「ランボルギーニ The Lounge TOKYO」を利用して少人数で会いたいですね。そして、ランボルギーニのファミリーを作りたいです。この「The Lounge TOKYO」から旅が始まる。そういう場所になればいいなと思います。それと同時に移動が可能となったら、とにかく自分から足を運んで、人の声に耳を傾けたいと思っています。そして、近寄りやすい人でありたいと思っています。私は社交的なのでどんどん人に会いたいと考えています。

筆者 クルマはいつから好きなんですか?

ダビデ氏 とにかく小さい頃からです。クルマは自由とつながります。子供の頃は、まず自転車に乗れるようになった時にいろんなところに行けるようになって、アドベンチャーの世界が拡がりました。さらにクルマを手に入れると、自由はさらに拡がりました。クルマは冒険の象徴なのです。

筆者 最初にカッコいいと思ったクルマは何ですか?

ダビデ氏 「ランボルギーニ・カウンタック」です。多くのオーナーさんたちがそうであるように、私にとっても特別なクルマです。そして今でもカウンタックが最高のクルマだと思っています。今、販売中のモデルでは「アヴェンタドール」ですね。エンジン、職人の技、最高傑作だと思います。

ランボルギーニは真の愛好家のためのブランド

筆者 それではズバリ、ランボルギーニの魅力は何だと思いますか?

ダビデ氏 いっぱいあります! 1つは製品。そしてアドレナリンが出るパフォーマンス。クラフトマンシップやテクノロジーはエクセレンスでありながら近づきやすい。そしてユニークで、デザインがアイコン的なのでランボルギーニだとひと目でわかります。他ブランドと比べるのは嫌いですが、ランボルギーニのある生活は、間違いなくエンジョイライフです。愛と情熱を持った真の愛好家のためのブランドなのです。

筆者 ちなみにダビデ社長の趣味は何ですか?

ダビデ氏 朝ラン、バイク、自転車で東京のレストランやカフェに行くことです。私は動くことが好きなんです。そして日本のすべての都道府県に行きたいです。芸術も好きなので、ミュージアムや展示会にも行きたい。ラーメンやお寿司、居酒屋も好きなのでいろいろなお店に行きたいです。今は遠くに行けないので自宅や会社の近くのお店に行っていますが、実はこれまで行ったお店のフードマップを作っているんです。

筆者 今度それを発表してください! 本にするとか。「ミシュランガイド」ならぬ「ランボルギーニガイド」的な。楽しみにしています。では最後に、ダビデ社長の日本でのビジョンを教えてください。

ダビデ氏 常にお客様ファースト、カスタマーエンゲージメントです。お客様にラグジュアリー体験、エクセレンスな体験をしていただくために、常に優れた商品を提供し、Fun To Driveのサービスを提供します。ここ(The Lounge TOKYO)からスタートし、旅をし、アフターサービスでまたここに戻る。そんな関係性を築いていきたいと思っています。いろいろとイベントも考えていますので、楽しみにしていてください。

筆者 今日はありがとうございました!

Yumi Yoshida
岩手県生まれ。カーライフ・エッセイスト。自動車評論家(日本自動車ジャーナリスト協会理事)。短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。クルマまわりのエトセトラについて独自の視点で自動車雑誌を中心に、テレビ、ラジオ、web、女性誌など広く活動中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)理事。日本ボートオブザイヤー選考委員。 現在はYouTubeで「クルマ業界女子部チャンネル」を立ちあげて出演中。

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