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2020.10.26

トヨタ「GR」の名を掲げて、あの名車が好戦的に進化【NAVIGOETHE】

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WRC、ニュル24時間、スーパーGTなど世界の名だたるモータースポーツ競技に挑み続けるトヨタのレース部門。参加型モータースポーツの振興に尽力するほか、GRブランド製品の企画や開発なども担当。「もっといいクルマづくり」の核でもある。

GRはトヨタのモータースポーツ活動を担うTOYOTA GAZOO Racingが手がけるスポーツカーブランド。しかし、GRはただトヨタのスポーティモデルを生みだしているだけではない。トヨタが全社を挙げて取り組む「もっといいクルマづくり」。この活動の中心であると同時に急先鋒の役割を務めるのがGRなのだ。

安全・安心を最優先し、多くの人々から愛されるクルマづくりを目指すトヨタにとって、モータースポーツ活動から生まれたスポーツカーはある意味で異端の存在のようにも思える。

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【GR SUPRA RZ “HORIZON BLUE EDITION”】
独ニュルブルクリンクサーキットにおける豊田章男社長の“教習車”でもあったGR最高峰。登場からわずか1年で旗艦グレードの「RZ」が進化し、3ℓ直6 エンジンは従来比47ps増の最高出力387psまで拡大。鮮やかなブルーを纏った限定100台の特別仕様は瞬く間に完売するほどの人気ぶり。¥7,413,000

しかし、100分の1秒、1000分の1秒を競い合うレーシングカーに何よりも求められるのは優れた安全性であり、ドライバーが意のままに操れるコントロール性である。そうしたクルマづくりの根幹を突きつめれば「安全でドライバーを疲れさせない」クルマづくりが可能になる。

これこそ、トヨタが取り組む「もっといいクルマづくり」の原点なのだ。つまり、モータースポーツ活動が「圧倒的な安心感と快感のあるクルマ」づくりの原動力になるという発想である。

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【GR YARIS(プロトタイプ)RZ “HIGH PERFORMANCE”】
競技での速さと公道を走る楽しさを両立させた新世代スポーツカー。最上位「RZ」には潑剌(はつらつ)な1.6ℓ3気筒ターボ+6速MT、世界初のスポーツ4WDを搭載する。¥3,960,000~4,560,000。さらに「WRCの技術・知見」が詰まった1.5ℓユニットにCVTを組み合わせた2ペダルの「RS」も見逃せない。¥2,650,000

今や世界最大の自動車メーカーのひとつとして押しも押されもせぬ存在のトヨタ自動車。しかし、モータースポーツという地道な活動によってクルマづくりの根底を見直し、製品の質を抜本的に改善しようとするその積極的なチャレンジ精神は、多くのビジネスパーソンにとっても学ぶべき点が多い。

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こうした思想に基づき、GR専用モデルとして復活したのがGRスープラ。そして、その基本開発から生産までのすべてをトヨタ社内で行い、レースマシンから市販車へとそのまま落としこんだものが、「トヨタ純正スポーツカー」こと新登場のGRヤリスである。いずれも端的に表すなら「楽しすぎる」のひと言に尽きる。GRを軸にした新たな市販車づくりへの挑戦はまだ始まったばかりだ。

TEXT=大谷達也

PHOTOGRAPH=ダニエル利樹

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