男性の間でも注目されているメイク。簡単&自然に見えるメイクの秘訣を、美容男子・青木源太にプロが伝授!
メイクで肌を整えることはビジネスマナー
モニターに映しだされた自分の顔に愕然とする。「あれ、なんだか老けた!?」。オンライン会議の普及で、そんな悩みを抱える男性が急増している。
「30代、40代にもなれば、若い頃と肌が違うのは当然。それに気づくのが、美容の第一歩です」と、資生堂の原田忠氏は言う。
自信が持てる肌への第一歩は、スキンケアを習慣にすること。朝晩、洗顔で汚れや老廃物などを取り除き、化粧水で水分を補い、乳液で肌を整え、紫外線予防も欠かさず行いたい。すでに、シミやクマなどに悩んでいるなら、メイクでカバーする。
「特にBBクリームは、うっすら色づくだけでなく、スキンケア効果もあるので、入門編として試していただきたいですね。また、マスクをしていると、目元に注目が集まります。キリッとした印象を与えるために、アイブロウで眉を整えることもお薦めします」と原田氏は話す。
実際にBBクリームとアイブロウでメイクした青木源太も、「顔色が明るくなり、目元がはっきりしましたね」と満足げ。
清潔感のある肌は、ビジネスにおいて相手に対するマナーのひとつであり、自分と誠実に向き合っているという証し。メイクの力、ぜひお試しを!
For ONLINE
モニター越しのハンサム度のカギを握るのが“肌”。「老け見えの原因になるシミやくすみ、赤み、毛穴、青ヒゲといった部分的なトラブルから肌の色みまで、BBクリームでカバーを。気になる部分は重ねづけがお薦めです」(原田氏)。保湿成分配合なので、肌の乾燥にも対応し、紫外線カット効果も。
肌のトーンを整えるBBクリームでオンライン映え
【STEP01 使用量は7mmを目安に】化粧水や乳液で肌を整えた後、指先にクリームを7mmを目安に出す。足りなければ追加を。
【STEP02 5点にクリームをON】指先にとったクリームを、おでこと両頬、顎のそれぞれ中央部分と鼻の頭の5点にのせる。
【STEP03 中心から外側にのばす】クリームは内側から外側へと伸ばし、最後にフェイスラインに向かってなじませる。
さらなるカバーにはコンシーラーを。クマは、涙袋の下のラインに沿うように塗り、シミはペン先を立てて塗る。
For FACE MASK
マスクで顔の下半分が隠れているのが日常となった今、目元の重要度がアップ。男性の場合、特に意識したいのが眉。「眉が薄い、長さが足りない人はアイブロウペンシルで書き足し、逆に、産毛が多く、ボサボサなら、眉の輪郭からはみだした部分だけ、シェーバーなどで剃りましょう」(原田氏)
顔の印象を左右する重要パーツ、眉を整えて簡単マスク映え
【STEP01 眉山から眉尻を描く】ペン先を2mmほど出し、眉山(眉の一番高い部分)から眉尻にかけて、軽いタッチで描き足す。
【STEP02 眉山から眉頭を描く】眉山から眉頭にかけて、ペンを軽く左右に揺らしながら、毛流れに逆らって地肌を埋める。
【STEP03 ブラシでジェルを塗る】ペンシルのジェルコート側のブラシを使い、毛流れを整えるようにジェルを塗る。
「目力UP! さらに、僕は肌のために、日焼け止めはSPF10、15、30、50を常備。街歩きは30、ゴルフは50と、陽に当たる時間と場所で使い分けます」
青木源太の簡単メイク動画↓
青木源太
1983年愛知県生まれ。慶應義塾大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社し、2020年、フリーに転身。『青木源太&足立梨花 Sunday Collection』(TOKYOFM)はじめ、幅広く活躍する。