江戸時代の傑出した出版界の革命児、蔦屋重三郎。喜多川歌麿や東洲斎写楽など、後の浮世絵界を代表する芸術家を世に送りだし、業界に革命をもたらした。
浮世絵黄金期の名品が一堂に会す
本展では、蔦重の広範な人脈とその影響力を深掘り。吉原の情報誌『吉原細見』や浮世絵、狂歌絵本など、多岐にわたる蔦重の出版物を通して、その築きあげたメディアミックスの世界を公開。
NHKの大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」と連携し、会場内では吉原大門や、江戸時代の街並みを再現した展示も楽しめる。
今日のメディア文化の軌跡を目撃したい。
特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
開催期間：2025年4月22日（火）～6月15日（日）
会場：東京国立博物館 平成館
開場時間：9：30〜17：00（入場は30分前まで／毎週金・土曜は〜20：00）
休館日：月曜
料金：¥2,100他
※会期中、一部作品の展示替えあり。
