「大阪中之島美術館」2022年2月2日ついに開館!
水都・大阪の中心地として古くから行政や経済、文化を担ってきた中之島に新たなアートの拠点が誕生する。それが2月2日開館の「大阪中之島美術館」だ。1990年のプロジェクト開始から紆余曲折あり、ようやく今年、オープンに漕ぎ着けた。
「大阪市中央公会堂」や「こども本の森 中之島」など文化施設が集まる中之島。そのなかでも異彩を放つ黒い箱型の美術館を手がけたのは、建築家の遠藤克彦氏。建物は1~5階までが吹き抜けになっているため、外観に反して館内は天井から柔らかな光が降り注ぐ、心地よい雰囲気が広がる。その建築のコンセプトは、店が立ち並び、人が行き交うパリの「パッサージュ」。さまざまな人と活動が交錯する都市のような空間となっている。
2025年の大阪・関西万博に向けて進化を続ける大阪。その新しいシンボル「大阪中之島美術館」はアートや建築ファンならずとも、今一番訪れておきたいスポットだ。
Nakanoshima Museum of art, Osaka
オープニングを飾る開館記念「Hello! Super Collection 超コレクション展 ─99のものがたり─」は、美術館がこれまで収集した6000点以上のコレクションから厳選。約400点の代表的な作品を展示する。会期は2月2日から3月21日まで。
住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
TEL:06-6479-0550
開場:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(3/21は開館)
料金:¥1,500(日時指定事前予約〈優先〉制)
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