仕事に邁進するビジネスパーソンが、ふと閃きを得られる場所に毎月ホラン千秋が突撃取材! 話題のスポットを紹介する本連載「ホラン千秋の閃き空間」。今回は、ホームウェアブランド「PAMM家」へ。

築80年の日本家屋をリノベ。新たなる世界観の創造拠点
誰かに見せるわけではないけれど、私がときめくモノ、それがルームウェアです。伊達に長年出不精やっていないので、家で心地よいものを身に纏いたい気持ちは人一倍あります。そんな自宅警備のプロである私が気になっていたのが、ファッションブランド「spoken words project」がディレクションするホームウェアブランド「PAMM(パム)」です。
オーガニックコットンや再利用素材など、サステナブルなアイテムを中心にパジャマやインナーを取り扱うブランドなのですが、この6月、初の旗艦店「PAMM家(ぱむけ)」をオープン。向かったのは表参道から横道を入った、静かな住宅街です。表札にfa「パム」の文字。目の前には、幼い頃遊びに行った友人の家を思わせる築80年の古民家が。リノーベーションした店内は、レトロな照明や古い木枠のガラス戸がそのままに。ディスプレイされるポップな色使いのホームウェアとのコントラストが鮮やかで、「イケてる生活ってコレよね!」と心の中で大きめにつぶやきます。
パムを手がけるのは、人気ファッションブランドを多数展開し、創業わずか5年で上場。アパレル企業史上最短・最年少上場記録を達成したyutori代表取締役社長・片石貴展さん。
「暮らしを自分のなかでどう充実させるか、自分の意志や思考を纏うのがパムのコンセプト。誰かが暮らしていた場所を店舗にすることで、そんな僕らの精神性も伝わると考えています」

アート好きでもある片石さんいわく「洋服は大衆芸術。人が着ることでそこに意味が生まれると思っています」。
家の時間を大切にする時代性と、文化的感度の高さを求める層のニーズを的確に捉えた洞察力は、数々のブランドを成功に導いてきた片石さんだからこそ。ワクワクしながらたどりついた路地裏には、買い物以上にパムが放つ心地よい世界観を楽しめる空間が広がっています。
自分の時間をより特別な時間にできる「PAMM家」。ぜひ遊びに行ってみては?
PAMM家/ぱむけ
住所:東京都渋谷区神宮前4-17-17
TEL:03-6273-3873
営業時間:12:00-20:00
ホラン千秋/Chiaki Horan
1988年東京都生まれ。趣味は韓国ドラマ鑑賞。現在、『THE 世代感』、『出川一茂ホラン☆フシギの会』(ともにテレビ朝日系列)などでMCを務めている。
ホラン千秋さん着用衣装:トップス¥37,400、スカート¥35,200、靴下¥3,300(すべてBAUM UND PFERDGARTEN/S&T TEL:03-4530-3241) パンプス¥125,400(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン/https://jp.christianlouboutin.com) イヤカフ[本人左耳]¥16,500、リング¥25,300(ともにRieuk/info@rieuk.com)