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2022.06.29

An Ði|新しい味覚の扉を開く外苑前のモダンベトナミーズ

食に対して尋常ではない情熱を傾ける、秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が厳選したとっておきの店を紹介する、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2022」。気鋭のシェフ、敏腕プロデューサーが手がけた話題のレストランをご紹介。最先端の東京がここにある。【Part4:名人の店】

An Ði

猪、蕗(ふき)の薹(とう)、ブラッドオレンジの生春巻きを花の香酒造『産土(うぶすな)』と。

中田英寿「味の重ね方、お酒の合わせ方に感心。僕にとってエデュケーションの場」

『銀座レカン』でシェフソムリエを務めたのち、独立した大越基裕氏がプロデュース。モダンベトナミーズとボーダレスなお酒のペアリングを提案する。

 日本の食材も多用していてすごくモダン。ベトナム料理と思って行かないほうがいいかな。

ホタルイカが具のフォー

鶏スープに新じゃがいものポタージュを合わせた、ホタルイカが具のフォー。スペインの軽いオレンジワインを合わせて。料理は内藤千博シェフが担当(料理はすべて¥8,800〜のコースの一例)。

 大久保の『ベトナムちゃん』とは違うタイプなんだ。

 あそこは、日本でこれ以上のベトナムはないというくらいザ・ベトナムですが、ここは女性が喜びそうな世界観。大越さん、とてもセンスがよい方で。ワインだけではなく、和酒を世界に広めようと尽力しています。

 ペアリングも楽しめるんだ。

仔羊の炭火焼き

仔羊の炭火焼きを自家製オイスターソースとアジアンスパイス、ハーブと一緒に。

 他では体験できないペアリングで、勉強になることばかり。料理も「これとこれを合わせるの?」という驚きに満ちている。

 シェフはベトナムの人?

 いえ『レフェルヴェソンス』の2番手だった方。アジア料理や醗酵料理のマニアで、調味料もすべて自家製。醗酵させた日本茶葉とナッツ、フルーツを使ったサラダは、日本の食材を使い、見た目もモダン。

大越基裕氏

飲食店コンサルタント、講師などをする傍ら、新しいスタイルを世界に発信する場として自身の店をプロデュースした大越基裕氏。

 日本にはモダンアジアンのお店って少ないですよね。

 これから世界で流行りそうだね。

 はい、期待しています。

 

アンディ

センス溢れる外観。

​​アンディ
住所:東京都渋谷区神宮前3-42-12
TEL:03-6447-5447
営業時間:12:00~L.O.13:30(土曜・日曜のみ)、18:00〜L.O.23:00
定休日:月曜
座席数:24席
料金:コース/ランチ¥7,800〜、ディナー¥8,800〜

【ゲーテイスト2022】
「秘密の店」
「和の神髄」
「洋の絢爛」
「名人の店」
「弩級な鮨」
「肉の魔力」

TEXT=藤田実子

PHOTOGRAPH=佐藤顕子

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