GOURMET

2022.06.08

WAGYU UTOKA|秋元康が自信を持って薦める、白金のステーキ店

食に対して尋常ではない情熱を傾ける、秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が厳選したとっておきの店を紹介する、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2022」。身体が肉を求めるのは、生命力のバロメーター。精力的に仕事と向き合うために欠かせない“肉食レストラン”の最新版! 【Part6:肉の魔力】

UTOKA

秋元康「オムライスや絶品カレー。主役の肉と同じくらい魅力的な料理がある」

毎年、必ず誌面に登場する肉食レストラン。白金にオープンしたステーキ店は全国から選りすぐりの和牛を仕入れ、ベストな焼き加減で提供。ステーキ以外のお楽しみも満載な、食の悦びを謳歌できる気鋭の1軒だ。

 昨年末にオープンしたばかりですが、白金の『UTOKA』は自信を持ってお薦めできるステーキ店です。初めての時は見城さんとご一緒して、そのあと2回うかがいました。

 最初はネクシィーズの近藤(太香巳)とGMOの熊谷(正寿)が一緒だったよね。もう3回も行ったの?

 やっぱり初回の印象がいいといろいろな方に紹介したいなと思うんですよね。

UTOKA

ステーキ。牛は銘柄を特定せず、全国から最上のものを。(料理はすべて¥27,500~のコースの一例)

 シェフがよい具合に肩の力が抜けていていい。麻布十番の『sakai』出身なんだよね。名古屋に本店がある。

 コースの内容もこなれていていいなと思いました。タルタルステーキや塩胡椒で食べるハンバーグも美味しかったし、ステーキ店というからにはやっぱりステーキが主役であることは間違いないけれど、それ以外もとても美味しかったです。

UTOKA

店主の加藤両氏は名古屋の『備長炭ステーキ炉 sakai』などを経て独立。ステーキのグラム数などにもフレキシブルに対応。

 ステーキ好きだから、いろいろ行くけれど、通いやすい価格というのも好感度が高い。コスパという言葉は安っぽいからあまり使いたくないんだけれど、ここはきちんと適正。この時代にそれは正義です。ワインの値づけにも良心を感じたよ。

 みんなが幸せになれることってすごく大事ですよね。肝心のステーキの火入れにも技術の高さを感じました。僕は和食でも洋食でも〆がとても大きい割合を占めているのですが、オムライスが最高。それと、ここのカレーがすごく好きです。

UTOKA

オムライス。コースの1品としてポーションはやや小さめで提供。卵とビーフケチャップライスのコンビネーションが抜群!

UTOKA

カレーライス。肉の端材のコクと旨味が全面に。

 カレー、美味しいよね。僕たち、カレー部作ったほうがいいんじゃないのってくらい、毎回カレーの話している気がするけれど(笑)。

 お肉がゴロッと入っているカレーもいいけれど、ここはあえてほぐしているんですよね。コクがあってどこか懐かしくて。美味しいステーキのあとの〆のカレーには抗えません(笑)。

UTOKA

白金の住宅街に店を構える。オープンキッチンのカウンターはゆったりとした設えで居心地がいいと評判。

ワギュウ ウトカ
住所:東京都港区白金5-6-7 エスセナーリオ白金1F
TEL:03-6450-2956
営業時間:17:00~24:00
席数:カウンター6席、個室2室(~10名)
料金:コース¥27,500~

【ゲーテイスト2022】※6月24日までに全公開!
「秘密の店」
「和の神髄」
「洋の絢爛」
「名人の店」
「弩級な鮨」
「肉の魔力」

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=上田佳代子

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