料理界を牽引し続けてきたフランス料理の帝王ジョエル・ロブション。食に対する情熱と同様に、ワインにも深い愛情を注いだロブション氏が生前、最後に愛したシャンパーニュがある。ジョエル・ロブションのオリジナルシャンパーニュとして、世界に先駆けて日本で先行発売された。
待望のシャンパーニュ「ジョエル・ロブション・セレクション」
史上最短で三つ星を獲得。料理界を牽引し続けてきた巨匠、ジョエル・ロブション。食に対する情熱と同様に、ワインにも深い愛情を注いだとして知られる。
シャンパーニュと美食は切っても切れない関係。ロブション氏の「至高の美食に合う最高のワインを提供したい」という想いは後継者たちにも受け継がれ、「ジョエル・ロブション・セレクション」として商品化が実現した。
その第1弾として登場したのが「シャンパーニュ・ラリエ ジョエル・ロブション」だ。
ワイナリーは、ルネ・ラリエが1906年に創業したアイ村の中心に位置する由緒あるシャンパーニュ生産者「ラリエ」。規模は大きくはないが、ピノ・ノワールの産地として名高いアイ村のなかでも丁寧なワイン造りで近年注目を集めている。
ジョエル・ロブションのオリジナルのシャンパーニュのために、自社畑のなかでも特に品質の高いブドウのみを選び、ほかにはないアッサンブラージュ(ブレンド比率)で限定生産。今回、4種類のシャンパーニュが発表された。
あらゆる料理と相性の良い万能シャンパン「ブリュット N.V.」
アペリティフにお薦め。そのほか魚のマリネとも好相性だが、あらゆる料理と合う。
エレガントな余韻が印象的な「ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ N.V.」
甘みを抑えた、ゆったりとした奥行きのある味わい。きめ細やかな気泡がどんな食材とも相性がよく、まさに美食のために生まれたシャンパーニュ。
桜の季節にぴったりな「グラン・ロゼ グラン・クリュ N.V.」
ピュアでフレッシュな味わいが魅力のシャンパーニュ。ロブスターや赤身の魚、レッドフルーツ系のデザートと楽しむのもお薦めだ。
日本限定発売のプレミアム・キュヴェ「ミレジム 2012 グラン・クリュ」
ワイナリー史上最高の仕上がりとなった2012年ヴィンテージのシャンパーニュは、なんと日本限定発売。バランスが取れ、ふくよかなタッチかつ繊細でクリーミーな気泡が印象的だ。
ロブション氏の想いを形にしたシャンパーニュ
ラベルは東京・恵比寿の「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」と東京・日本橋の「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」の内装を手がけた、GLAMOROUS co.,ltd.の森田恭通氏がデザイン。ジョエル・ロブション氏と生前より親交が深く、自身もシャンパン好きの森田氏は彼の想いを残していきたいと話す。
「ラリエは、シャンパーニュの伝統を尊重しながらも、高機能な最先端設備を完備したメゾンとしても知られています。まさにジョエル・ロブション氏の哲学を表現した最高品質のシャンパーニュです。
エチケットは、ロブション氏の象徴でもあるルージュ(赤)とノアール(黒)をベースに、氏が愛した絵画をデザインに落としこみ、伝統を尊重しながらも進化し続けるメゾンでつくられたシャンパーニュをそれぞれ表現しています。ロブション氏がいなくても彼の存在やその想いを感じられるよう、デザインしました。
ジョエル・ロブション氏が愛してやまなかったシャンパーニュを、彼の想いと一緒に楽しんでいただけると嬉しいです」
また、ジョエル・ロブションのオリジナルシャンパーニュのアンバサダーには、ミュージシャンの河村隆一氏が就任し、オリジナル楽曲の提供をするなど、注目が集まっている。
今回発表されたシャンパーニュは、日本を皮切りに世界各国のジョエル・ロブションの店舗にてハウス・シャンパーニュ、ハウス・ワインとして提供される。日本ではミシュラン三つ星の「ガストロノミー "ジョエル・ロブション"」をはじめ、ジョエル・ロブションの各店舗にて提供されるほか、オンラインでは京橋ワイン、店舗では紀ノ国屋の一部店舗(インターナショナル青山店、等々力店)にて販売されている。
オリジナル・シャンパーニュと同時に5種類のワインも登場し、2021年までに20種類以上のワインがラインナップする予定というから今から期待に胸が膨らむ。
※価格はすべて税抜き価格。