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2020.09.09

住宅街に現れた日本料理の超新星「代々木上原 茂幸」

数ある料理ジャンルのなかでも、一番“しっぽり”という言葉が似合う和食。今月は、名店の系譜を継ぐ新店をクローズアップ。隠れ家的な空間で紡がれる美食体験が濃密な時間を約束する。

代々木上原 茂幸

穏やかな空間で実直な和食を堪能

“密”な会食は避けるべきご時世だが、相手との親密度を深めたい時は、落ち着き感のある和食店を選んで正解。一歩踏みこんだ関係性を築きたいなら、敢えて都心の店を外して意外性で攻めるのも手だ。

代々木上原と幡ヶ谷の中間にある閑静な住宅街。木板に『茂幸』と書かれた看板がなければ、迷わずたどりつくことは不可能だろう。

代々木上原 茂幸

いちご煮の素麺(1万2000円のコースの一例)。青森の郷土料理をヒントに、梅が描かれた輪島塗の大椀に合わせて考案。素麺と鮑のペースト、雲丹をよく混ぜて。

代々木上原 茂幸

松茸と鱧はもの焼物。骨切りした鱧に、切った松茸を包み炭火で焼き上げる。調味料は塩のみとシンプルだが、そのぶん香気も風味も際立つ。

代々木上原 茂幸

秋味のフライと花山椒のタルタル。脂がのった鮭にパン粉をまとわせ、揚げてから炭火で香りづけ。花山椒のタルタルを合わせて。

代々木上原 茂幸

店主の菅野茂男氏は『祇園丸山』や『麻布幸村』で日本料理の技術と知識を身につけ独立。

カウンター8席の空間は堅苦しさとは真逆のなごやかな雰囲気だが、店主の菅野茂男氏の料理を味わえば、真摯に日本料理と向き合い、腕と感性を磨いてきたことがわかる。

食材の個性を素直に食べ手に伝える料理はコースで1万2000円から。小細工せず素材の味を引きだす清々しさ、季節感を運ぶ器使いにも好感が持てる。

誠実な料理を味わいつつ、密度の濃い時間を過ごしたい。

代々木上原 茂幸

現在はカウンターのみの営業。炭台で焼かれる旬の食材の香りも直に楽しめる。

Yoyogiuehara Shigeyuki
住所:東京都渋谷区西原2-17-3
TEL:070-1372-0319
営業時間:18:00~L.O.21:00
休業日:不定休
座席数:カウンター8席
料金:おまかせコース¥12,000円~(内容は時期によって異なる)

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=鈴木拓也

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