毎年恒例のゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」。今回も秋元 康さん、小山薫堂さん、中田英寿さん、見城 徹の食を愛する4兄弟が集結、ここ1年のお薦めのレストラン(全52店)を教えてもらった。18店目は、肉を愛してやまない店主が練りに練った“うんまい肉”尽くしの店。
〆のスペシャル土鍋ご飯は肉好き垂涎の逸品
――肉を愛してやまない店主が練りに練った“うんまい肉”尽くしのコース。厚切りタンや心までとろけるロース芯のしゃぶしゃぶに加え、ラストを飾る〆のご飯でもグルマンたちの胃袋と心を摑んでしまう、肉割烹の名店だ。
秋元:京都は有名な肉割烹があるけれど、東京なら日赤通りの『肉匠 堀越』かな。
中田:そういえば、東京で肉割烹というのはあまりないかも。
見城:プレゼンテーション的にはそういう感じのお店はあるけれど、ここは焼肉も肉の一品料理も食べられるの?
秋元:はい。入口の暖簾に“うんまい肉、食べさせます”って書いてあるんですけど、暖簾に偽りなし、です。店主の実家は麻布十番にあった『さかなや 富ちゃん』で、自分は魚よりも肉が好きだというので全国の焼肉店を回りながらひたすら勉強して、この店を開いたそうです。
小山:コースで焼肉と一品を出すお店は多いけれど、秋元さんが言うなら間違いないですね。イチオシはなんですか?
秋元:牛のタンもお店の方が焼いてくれるんだけど、すごく厚切りなのに歯切れがよくて美味しかった。包丁を入れて食感をよくしているんだろうな。文字どおり、舌を巻く美味しさでした。あと、ここの土鍋ご飯は炭水化物ラバーから言わせてもらうと最高だった。
見城:秋元の場合、お店の評価は最後の炭水化物がいかに美味しいかにかかっているんだな。
秋元:〆のプライオリティはかなり高いです(笑)。それで、ここのカイノミをヅケにした混ぜご飯。熱々ご飯にお肉のタレと脂が沁みていて、もしも僕が食べ盛りだったら確実に5回はおかわりするね。
見城:秋元の話を聞いているだけでお腹が空いてきたよ(笑)。
Nikushou Horikoshi
住所:東京都港区南青山7-11-4 HT南青山ビル2F
TEL:03-5464-2929
営業時間:11:30~15:00/17:00~L.O.24:00
休業日:無休
座席数:カウンター6席、個室7室(2~16人)
料金:コースは¥12,000~
http://nikushou-horikoshi.com/
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