“欲深い”人ほど、能動的かつ積極的に行動するので毎日が充実している。つまり欲望の数だけ人生は色濃くなるのだ。時計とは人生を彩るもの。だからこそ欲望を満たしてくれる、刺激的で美しい時計が必要なのだ。ニュアンスカラー編。【特集 欲望をブーストする高級腕時計】
大人の色気をつくる「ニュアンスカラー」
時計をファッションとして考えた時に、カラーリングというのは重要な特徴。個性の強い色はアクセントになるが悪目立ちする可能性もあり、無彩色だと埋没してしまう。さり気なく、それでいて自分らしさを表現できるものを探していくと、このニュアンスカラーにたどりつくのだ。
パルミジャーニ・フルリエもIWCも淡く、優しく、儚い色合いを表現しており、つける人にすっと寄り添う。主張はしないが、隠れもしない。そんな丁度いいバランスを楽しめるのが、大人ということだ。
1.パルミジャーニ・フルリエ|トリック プティ・セコンド
創業以来のアイコンである「トリック」が、美しい色を纏ってリニューアル。手作業のグレイン仕上げを施したダイヤルは、サンドゴールド色で装飾。グレーセラドンカラーのストラップとのコンビネーションは、見とれるほど美しい。
2.IWC|ポルトギーゼ・クロノグラフ
人気のクロノグラフに、創業地シャフハウゼンの空の色をイメージした新色が登場。このホライゾンブルーは、昼下がりの太陽から降り注ぐ、明るく澄みきった光とライトブルーの空を表現。ストラップにもブルーのグラデーションを施し、色を存分に楽しめる。
この記事はGOETHE 2025年1月号「特集:欲望をブーストする高級腕時計」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら