発表されるやいなや、世界中の時計愛好家の話題をさらったジョルジオ アルマーニとパルミジャーニ・フルリエによるコラボレーションウォッチ「GIORGIO ARMANI 11」。その前夜、世界中からセレブリティが集い、発表会が華やかに開催されていた――。
世界のセレブリティがコラボレーションを祝福
イタリア・ミラノ、ボルゴヌオーヴォ通り11番地。ここに建つのは、17〜18世紀に建立された壮麗なオルシ宮殿。ジョルジオ アルマーニの本社だ。
2022年11月のある夜、オルシ宮殿の中庭にはキャンドルが煌々と灯り、華やかな装いに身を包んだ人々が、中庭を抜け宮殿の中へと吸い込まれていく。彼らが向かった先は、瀟酒なサロン。そこでゲストを待ち受けていたのは、「GIORGIO ARMANI 11」コレクションだった。
この新作ウォッチ・コレクションは、ジョルジオ アルマーニと、ウォッチマニュファクチュールの名門であるパルミジャーニ・フルリエとのコラボレーションにより誕生した。
アルマーニ氏は、高い技術と美意識が宿る機械式時計のコレクター。高度な職人技術が可能にする細部まで卓越を求める妥協のない追求心、全てを自社内で作り上げるマニュファクチュール信念、エレガントで流行にとらわれない美意識、子どもや孫へと長い時を経て受け継がれる価値ある崇高性――。アルマーニ氏が、同じ価値観を持つミシェル・パルミジャーニ氏にコラボレーションを持ちかけたのは、ごく自然ななりゆきだった。
構想から誕生まで、約2年。多くのデザイン画やプロトタイプを経て完成したのが「GIORGIO ARMANI 11」だ。
滑らかで艶やか、思わず手を触れたくなるような有機的なフォルムのケースを纏った文字盤には、クチュリエの上質な布地を彷彿させる繊細なギョーシェが施され、6時位置にムーンフェーズ。シンプルなインディックスは、メゾンにとって特別な”11”のみアラビア数字でデザイン。スケルトンバックで、シックなデザインのオートマティックムーヴメントの動きを楽しめる。
「創業者である父ミシェル・パルミジャーニは、細部への洗練を心から大切にしてきました。また、時計修復師という経験から、唯一無二の価値ある作品に対する強い敬意を持っています。共に独立メゾンであり、アルマーニ氏と父の、信じる価値を妥協せずに実現していく気持ちが響き合って生まれた”GIORGIO ARMANI 11”は、私たちの誇り」と、パルミジャーニ・フルリエのプロダクトマネージャーを務める、アンヌ=リール・パルミジャーニ氏。
ローズゴールドケースにグレーダイヤルを組み合わせ、ダークグリーンレザーストラップをあしらったモデルを筆頭に、イエローゴールド、ステンレススティール、ブラックダイヤル、ブルー&ブラックダイヤル、ブラウンレザーなどを高い美意識でスタイリングした5作品は、すべて25〜50本限定の希少なマスターピース。
サロンに飾られたコレクションを腕に纏っては、そのエレガントな美しさに感嘆の声をあげる、世界中から集ったセレブリティ。ボルコヌオーヴォ通り11番地でのラウンチソワレを経て、翌11日、世界へと発信された。
ジョルジオ アルマーニとパルミジャーニ・フルリエの美意識が宿る「GIORGIO ARMANI 11」。その唯一無二の存在は、手にとって美しさを確かめたい。
問い合わせ
ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070
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